インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、千葉県在住37歳のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:千葉県
年収:300万円
金融資産:預貯金50万円、リスク資産0円
「お米を買うのをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「とても影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「お米」と回答。
具体的には「2キロで1600円くらいのお米を購入していたが、最近では2000円近くなってきたため、購入を控えるようになった」とあります。
現在は「お米の代わりとして、スーパーのオリジナルブランドの冷凍うどんを購入するようになった」そう。また「お米はお弁当用として購入していたが、冷凍食品をおかずとし、ロールパンなどを小分けに冷凍したものを持っていけば事足りると感じるようになった」とあり、代替品でも不満はない様子。
「お米が2キロで1600円くらいに戻ったら、また購入したいと思っている」と語っています。
「もやし200gが18円で販売されているので、助かっている」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「きのこ類。特にカットぶなしめじやえのきなど」と投稿者。「今はカットぶなしめじ180gが140円ほどだが、これが180円くらいまで上がったら購入しなくなると思う」と言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「お弁当の冷凍食品。野菜やお米が値上がりしている以上、お弁当タイプの冷凍食品が高くなるのは想定内」と回答。
いまだに安くて助かっているものについては「もやし200gが18円で販売されているので、まとめて購入して小分けにし冷凍保存している。1週間分の晩ごはんのおかずとしてかさ増しできるので、助かっている」とコメントされています。
「食費や固定費などの見直しを行い、今まで以上に節約するよう心がけている」
今の生活を続ける上では、「今後これ以上食品類が値上がりすると、食事量を減らして対応するしかなくなる」ことに不安を感じているそう。「事務として働いているが、給料の上がり幅が落ち込んできた」実感があるため、インフレを機に「食費や固定費などの見直しを行い、今まで以上に節約するよう心がけている」と言います。
家計改善策として、周りの人は「1人暮らしの食費をどうしているのか、切実に知りたい」と語った投稿者。「家族であれば、ふるさと納税で食品を選ぶことである程度節約できるかもしれないが、1人暮らしだと食材を持て余してしまいそうで踏み切れない」と悩みを語られていました。
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