実際、年金生活でどれくらいお金が必要なのか。いくら貯蓄があれば安心して老後を迎えられるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、東京都在住70歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
居住地:東京都
リタイア前の職業:正社員
リタイア前の年収:650万円
現在の金融資産:預貯金1500万円、リスク資産5500万円
これまでの年金加入期間:国民年金480カ月、厚生年金488カ月
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):7万5358円(1年6カ月繰り下げ)老齢厚生年金(厚生年金):6万2219円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):厚生年金基金3万5425円
年金以外の収入:給与収入4万円(マンション清掃のパート)、株の配当3万円
ひと月の支出:15万円
「気楽に外食も旅行にも出かけられます」
現在、およそ預貯金1500万円、リスク資産5500万円を保有しているという投稿者。自身の老後資金について貯めすぎと感じているか、それとも足りないと感じているか、との質問には「ちょうどいい」と回答しています。
その理由として、「海外に住んでいる娘家族に会いに行くのにも、金額のことを気にせずビジネス(クラス)で出かけられますし、他の兄弟とも気楽に外食も旅行にも出かけられます」とコメント。
退職時の金融資産は「4800万円程度」。そこから運用を行い「ここ数年は(投資方法を)アメリカ株のインデックス投資に変えたことで、資産が大きく増えた」と説明されています。
「退職時にほぼ老後資金の目標額を達成」
現役時代は、老後資金として「5000万円」貯めることを目標にしていたそう。「40代半ばで離婚して、子ども4人を育てて来ました。(離婚した)当時は、子どもは高校生、中学生、小学生2人で、養育費はもらいましたが、4人を奨学金を利用せずに大学を卒業させるのに、本当に大変なお金がかかりました」と苦労もあった様子ですが、「56歳で末っ子が大学を卒業したので、全力で貯金をして、そのうち半分は、円高だったのを理由に米国債に変えて」資産を増やし、「退職時にほぼ目標を達成」したと言います。
70歳を迎えた現在、実際に年金生活を送る中で、老後資金はやはり「5000万円」程度でちょうどいい、と感じているとのこと。「退職した後に、資産運用で2000万円も資産が増えるとは、全く想像すらしていませんでした。(昨年痛めてしまった)膝の痛みが取れたなら、もっと旅行に行くつもりです」とコメントされていました。
「若いうちからお金に縛られる生活から自由に……」
今の生活の満足度については「満足している」と回答。「長い間、忙しく働いてきたので、毎日がとても暇です。子どもたちは全員共働きで、どの家族も年収2000万円以上稼いでいるパワーカップル。孫も9人になりました。そのため週2日は、夕食作りや家の片付け、孫のお世話で、娘たちの家事援助もしています。悩みごとは私自身の健康だけ」と、家族とのつながりを持ちながら暮らしているそう。
老後資金に不安を抱えている現役世代には、「若い世代は、老後資金の前に子どもの学費もかかりますよね。でも、若い頃からコツコツと貯金して、そのうち半分はインデックス投資に回して、複利効果でお金を増やせば、若いうちからお金に縛られる生活から自由になれます。皆さん頑張って」とエールを送られていました。
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