回答者プロフィール
年齢性別:53歳男性同居家族構成:本人、妻(55歳)
居住地:埼玉県
職業:正社員
世帯年収:本人600万円、配偶者200万円
世帯金融資産:現預金300万円、リスク資産1億3000万円
■リスク資産内訳
・日本株:1億3000万円
■新NISAの利用状況
・つみたて投資枠:利用していない
・成長投資枠:日本株200万円(すべて売却済み)
「当面の生活費を残し日本株に全投入」
投資歴は「約19年」、日本株を中心に運用しているという50代の投稿者男性。8月にかけての株式相場の下落に対しては「買い増し」のスタンスを取ったとのこと。
「8月5日の大きな下げで、当面の生活費以外の普通預金で日本個別株を購入」したといい、現預金300万円に対するリスク資産は1億3000万円に。
理由として、「もともと高配当、累進配当など配当目的での投資である」うえ、「数年に1回の投げ売り局面で長期的には買い場だと感じた」こと。また「定年まで7年ある」ことも考慮の上だといいます。
下落直後の投稿のため、この選択が正解だったといえるかどうかは、「購入のみのため、底値で拾えたか結果がまだ分かりません」と回答されています。
「暴落の理由が腑に落ちない」
今回の下落はチャンスかピンチかという質問には「チャンス」と回答。その根拠として、「理由のはっきりしない暴落で買い場だと思った」ことにくわえ、「過去を長期的に見て暴落局面から全て立ち直っている」こと、また「アメリカ大統領が代われば経済情勢の雰囲気が変わるかもしれない」との期待感もあったといいます。
とはいえ、8月の市場の乱高下による心理的な影響は「少しある」そう。
「暴落の理由がどれも腹落ちしない。日銀0.25%利上げも、アメリカ景気後退も、説明には足りない気がする」と、「理由のはっきりしない暴落」が買い場と感じている半面、若干の気掛かりでもあるようです。
「しばらくは相場から離れる」
過去の不安定相場から得た教訓として、「普段から銘柄をよく選んでおき、タイミングをみて素早く買い向かうこと」と語る投稿者。また投資家ウォーレン・バフェット氏の「喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない」との考えも投資をする上で重要な指針となっているといいます。
なお今回の選択で「フルインベストメント(現預金などの余剰資金を持たないこと)になった」ため、しばらくは「手堅い配当を頂戴する。株価は静観。相場から離れる」とのことでした。
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