現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性同居家族構成:本人、妻(58歳)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:700万円
現在の資産:預貯金750万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金36年、厚生年金41年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万8000円老齢厚生年金(厚生年金):8万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:給与収入280万円(年額)
「納めた額に対してもらえる年金が少ない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として、「引かれてきた金額に対してもらえる年金が少ない」と語っています。
ひと月の支出は約「30万円」。年金だけでは「ほとんどの月で足りない」と回答されています。
「割引額の高い商品で毎日のレシピを考えている」
年金で足りない支出については、非正規雇用で働いた給与で賄っているという投稿者。詳細は不明ですが、「介護施設の送迎ドライバーを週4日」勤めて「月手取り額1万円」と記載があります。
年金生活においては「割引額の高い商品を買い、毎日のレシピを考えている」と節約している様子です。
「収入の多い会社に転職すれば良かった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「収入の多い会社に転職すれば良かった」と回答。今の生活での不満については、やはり年金額が納得いかないと感じているようで、「60歳まで頑張った分、楽しい年金生活を送ろうと思っていたが、完全に裏切られた」とコメント。
年金生活での楽しみも「特に無し」と語られていました。
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