ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
39歳・年収300万円自営業・自由業女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む39歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
年収:300万円
金融資産:現預金200万円、リスク資産900万円
■リスク資産の内訳
・日本株:500万円
・米株:200万円
・積立投資信託:200万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・全世界株式:2020年から
・全世界株式(日本除く):2020年から
・国内REIT:2020年から
・外国REIT:2020年から
2020年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
合計の投資額は「2020年は年5万円、2021年は年18万円、2022年は年30万円、2023年は年43万円」と徐々に増額し、「2024年は月4万円」をベースに積み立てしているとのこと。
運用実績については「元本130万円→運用益込200万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です(※数字は2024年夏場以前のもの)。
「マイナスになることはほとんどなく右肩上がりで積立は現在+43%。株を始めたのは、占い師から浪費癖があると言われたのがきっかけ。貯金ができない体質なので、どうせ何か買ってしまうなら株を買ってみようと思った」とのこと。
「最初はFXをやってみたが、直後にコロナ禍に突入し含み損が発生。追証のリスク(借金を背負う可能性)があると気づき、含み損が無くなった時点で個別株の現物取引と投資信託等の積立投資へ移行」したといいます。
39歳・年収300万円自営業・自由業女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「FXをやっていた時は起きている間レートのチェックばかりで気が気でなかったが、積立投資は超長期で考えられるので精神的なストレスが減った」と回答。くわえて、「今手持ちの1万円を投資に回せば、10年後4万円になるかもしれないと思うようになった。その商品の価格が4倍でも買うかどうかと考えるようになり、衝動買いが減った」といいます。
積立投資を始める人へのアドバイスとして「個別株にしろ積立投資にしろ、購入する際は必ず自分のルールに従った方がいい。そのルールも他人のものを流用するのではなく、自分で作った方がいい」とのこと。
新NISAのプランについては、「つみたて投資枠は今までと変わらず、余剰資金で行う(積み立てをしている事すら忘れるほど)。成長投資枠については、自分のルールに従い割安だと思ったタイミングで購入し、配当金を狙う」と投稿者。
「1年間で使用できる金額に限りはあるが、焦って使い切り後悔することは避けたい」と語られていました。
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします