回答者プロフィール
年齢性別:44歳女性同居家族構成:本人、夫(40歳)、長男(13歳)
居住地:宮城県
職業:専業主婦
世帯年収:本人なし、配偶者700万円
世帯金融資産:現預金1500万円、リスク資産100万円
■リスク資産内訳
・投資信託:120万円
■新NISAの利用状況
・つみたて投資枠:月10万円
・成長投資枠:投資信託20万円
「直感で損切りに踏み切ったのがよかった」
投資歴は「1年」、投資信託を中心に運用しているという40代の投稿者女性。8月にかけての株式相場の下落に対しては「個別株は売却、投資信託は継続」のスタンスを取ったとのこと。
「もともと投資は、投資信託をNISAで行うことにしていました。個別株は基本スイングトレード(数日から数週間の短期売買)で行い、それによって得た利益を投資信託の資金の一部に充てていました」と投稿者。
しかし今回の不安定相場で、株価は大幅に下落。「米国市場も不安定かつ中東情勢も不安なため、元の買値に戻るまで塩漬けにするならここで損切りし、売却した資金をNISAの成長投資枠で購入していた投資信託の銘柄に積み増しすることに」したそう。
「いつもの自分なら大幅に下がっても、『いつかまた上がる』と信じて(半)塩漬け状態にしがちでしたが、今回は『これは一度逃げよう』と直感で判断できた」のが今となっては正解だったといいます。
「もしいつものように、下落時でも株を持ち続けていたら、ここ数日は数分毎に株価をチェックし、ドキドキハラハラして過ごしていたと思います。今は保有している個別株がないので落ち着いて市場を観察することができています」とあります。
「個別株の損失額が大きくがっかり」
今回の下落はチャンスかピンチかという質問には「チャンス」と回答。「スイングトレード用に購入していた個別株の損切りは痛かったですが、株価が下がることにより、メインの投資信託の基準価格が下がるのでいつもより多く購入し始めました」とのこと。
いっぽうで今回の市場の乱高下による心理的な影響は、やはり「少しある」そう。
「投資信託についてはこれはチャンスかなと思いましたが、スイングトレードで行っていた個別株は購入してからまだ日が浅かったため、大した利益を出す前にストンと株価が落ちてしまい、損失額が大きくてがっかり」と肩を落とします。
くわえて「8月1日の下落は日銀の利上げと株価高騰による一時的な調整だと思い、米国の雇用率の数値をあまり警戒せず翌日を迎えてしまったこと」も損失が大きくなった一因だと分析されています。
「投資信託は通常通り、個別株は時期を待つ」
過去の相場を学んで、「一度下がったら元に戻るまでには相当の時間がかかる。本当に『この株は将来上がる』と思えるなら下値で買う」と語る投稿者。2024年の残りの戦略については、「投資信託は基本的には今まで通りのペースで行う」ものの、「成長投資枠は今までより少し多く購入予定」、「つみたて投資枠は月10万円で楽天・VTIと日経225と先進国の商品を購入しているので、金額はこれ以上増やせないので、リバランスを行うか現在検討中」だそう。
いっぽうの個別株については、「市場の落ち着き、回復を待ち、今回の暴落時に売って手元に残った金額を元手に再開予定。その間は再度、株式の勉強を行い、市場の観察を行う」とのことでした。
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