回答者プロフィール
年齢性別:52歳女性同居家族構成:本人のみ
居住地:神奈川県
職業:パート・アルバイト
年収:500万円
金融資産:現預金100万円、リスク資産3000万円
■リスク資産内訳
・投資信託、海外ETF:2500万円
・日本株、米国株:300万円
・純金積立:150万円
・暗号資産:15万円
ほか
■新NISAの利用状況
・つみたて投資枠:月10万円
・成長投資枠:投資信託200万円、米国株15万円
「持ち株は総崩れでも静観のスタンスで」
投資歴は「25年」で投資信託や海外ETFをメインで投資しているという今回の投稿者女性。8月にかけての株式相場の下落に対しては「静観」のスタンスを取ったとのこと。
「(持ち株を)一切動かさなかった。資産総額が数百万円単位で減少。株、投信以外の暗号資産や金価格も下落し一時的に総崩れの様相だった」とダメージは大きかった様子。
ただ「その下落の根拠が不明だったので日中の株価情報をリアルタイムで確認、夜も米国の情報を確認。結論は市場関係者の見解から日銀の失言としか思えないものや、この時期に不要な利上げアナウンスに過剰反応しての一時的な売りである」と判断し、「すぐ回復すると思い、特にどの資産にも手を付けなかった」とあります。
実際、「日経平均は大暴落の次の日に急反発で戻したので動かさなくて正解だと思った。インデックスで投資をしている限り戻りも早いので焦る必要なし」とコメントしています。
「チャンスだが含み益が数百万円消えたのは堪えた」
今回の下落はチャンスかピンチかという質問には「チャンス」と回答。「正直、今年前半が若干バブルめいていて(株価の)行き過ぎも感じていた。今回の暴落で年初からの積立の利益がいったん無くなったが、これにくじけずに粛々と積立投資は続けていく。むしろ『安く買えてラッキー』と思う。ターゲットは10年後なので、問題なく続けたい」とのこと。
いっぽうで今回の市場の乱高下による心理的な影響はさすがに「少しある」とも。
「資産が数百万単位で消えたのは堪えた。ただすぐに使うお金ではないので、粛々と受け入れてこの先を期待したい」とあります。
なお今回の不安定相場では「東京MX2の東京マーケットワイドとワールドマーケッツ」の情報をよく参考にしたのだそう。「株価をしっかり伝えてくれるのでありがたい。特にワールドマーケッツの米国在住投資家のリアルな米国企業の業績の話と、水曜日の日本の金融状況の話が非常に参考になる」そうです。
「焦りは禁物。様子見しながら積立投資を継続」
過去の不安定相場で得た教訓から「焦りは禁物」と感じているという投稿者。2024年は「年初から6月末までで20%超の資産増があったのだが、今回の暴落でその儲けがほぼ吐き出された感じ。一時的な調整局面に突入したようだが、8月はまだまだ値動きが上下に大きく振られている状況が続く予想。特に焦って事を起こす必要はないので当面は様子見と積立を継続」していくそう。
積立投資についての戦略も「今回の暴落で見直しはしていない。NISAは米国株インデックスを何種も購入しており、年末には次回NISAでも商品を選びなおす予定。米国株、いったん一服となったが日本株も変わらず成長していくことは間違いないので引き続き注視していく」とこれまでのスタンスを継続。
2024年の残りの戦略は、「NISAのつみたて投資枠は120万円満額を実施予定。値上がりが期待できないとしても『安く買えてラッキー』と思う。アメリカも新大統領誕生となりご祝儀相場を期待したい。半導体も伸びしろが大きい産業なのは間違いない。日本企業もそれに必ず追随していく」とポジティブに考えているようです。
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