現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、愛知県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:65歳男性同居家族構成:本人、妻(57歳)、長女
居住地:愛知県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:450万円
現在の貯蓄額:預貯金2500万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金43年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万6279円老齢厚生年金(厚生年金):11万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金3万1500円、個人年金9万1660円
配偶者の年金や収入:給与収入135万円(年額)
「介護保険料および健康保険料が高額」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。その理由として「年金支給額については満足しているが、介護保険料および健康保険料が高額なため、非常に不満を感じている」と負担の大きさを挙げます。
ひと月の支出は「約22万円」。公的な年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。
「駐車場メンテナンス業務の年収が約200万円」
足が出た分については「フルタイムパートで得た収入から3万円ほど補填」しているという投稿者。「駐車場メンテナンス業務を月に20日」行って「年収約200万円」を年金とは別に確保。
実は「年金支給額の不足を補うために仕事すること」には、同時に「生きがいと引きこもりを防止する」目的もあるそう。
保険料の負担の大きさを感じつつも、今の生活では「働く喜びを満喫しております。また、働いているので食事が美味しく、毎日に張りがあります」と充実感を得ている様子です。
いっぽうで「現在の仕事は70歳まで勤務可能ですが、その後の生活リズムの習得に不安を感じます」と吐露されていました。
「現役時代の飲食費及び交際費への散財を後悔」
現役時代に後悔があるかという問いには、「過去を振り返ると、飲食費及び交際費に散財をしており、それが無ければもう少し貯蓄が残っていたと反省している」と回答。年金生活においては「海外旅行はしない。安いバスツアーを利用する。車は中古車を購入。不要品はフリマに出品。洋服は買わない。息子のお下がり」と節約の工夫をしているとのこと。
また「パート収入から少しでも貯蓄に回せるよう努力しております」と語られていました。
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