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45歳・年収400万円で資産2400万円「投資はギャンブルと思っていた」男性が重んじる積立投資の基本ルール

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は群馬県に住む45歳男性の積立投資エピソードです。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

45歳・年収400万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

投資家男性
今回は群馬県に住む45歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人、妻

■金融資産
世帯年収:本人400万円、配偶者なし
世帯金融資産:現預金400万円、リスク資産2090万円

■リスク資産の内訳
・投資信託:100万円
・日本株:1200万円
・外国株:200万円
・FX:160万円
・先物取引:100万円
・ロボアドバイザー:190万円
・仮想通貨:40万円
・iDeCo・企業型確定拠出年金:100万円

■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/新NISA(つみたて投資枠):2024年1月から
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド/新NISA(つみたて投資枠):2024年1月から
・iFreeNEXT FANG+インデックス/新NISA(成長投資枠):2024年1月から
・ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株/新NISA(成長投資枠):2024年1月から
・ロボットアドバイザー/2022年から

新NISAがスタートした2024年から本格的に積立投資を始めたという今回の投稿者。

つみたて投資枠では「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」にそれぞれ「月5万円」。

成長投資枠では「iFreeNEXT FANG+インデックス」や「ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株」にそれぞれ「月2万5000円」を積み立てているそう。

2024年4月時点の運用実績は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が「元本20万円→運用益込21万円」、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」が「元本20万円→運用益込21万円」。

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は「元本10万円→運用益込10万5000円」、「ニッセイSOX指数インデックスF 米国半導体株」が「元本10万円→運用益込10万5000円」と、運用期間は短いもののプラスの利益が出ているようです。

「今年始めた4つの投信は、マイナスになることなく微増。もともと長期で積立していくつもりだったので、多少マイナスになってもやめることはなかったと思います」と投稿者。

また新NISAが始まる以前からロボットアドバイザーを利用して「月5万円」を積み立てていたそうで、こちらは2年ほどの運用で「元本150万円→運用益込190万円」と大きくプラスに。

「ロボットアドバイザーは始めた当初マイナスになることが続いていたため、続けるかやめるか迷いました。積立投資について調べると、投資信託は長期間続けることが大事で、最低でも10年は続けないと結果は分からないとのこと。やめずに続けてみることにしました。結果、現在+20%ほどの利益が出ています」と説明されています。

45歳・年収400万円正社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

「始めた当初は、投資ってギャンブルと一緒だと思っていました」と話す投稿者。

しかし、実際に投資を続ける中で「意外と堅実であることが分かり、銀行に眠ってるだけのお金が働いてくれているようで得することもありますし、経済ニュースも見るようになり、趣味が一つ増えたような感覚です」と、徐々に考えが変化していったそう。

いっぽうで元本割れを経験した際は「マイナスを見るとつらくなるので、マイナス時はあまり口座を見に行かないようにして過ごしました」とのこと。前述のように「投資信託は長期で続けることが大事」という原則を信じて乗り越えてきたといいます。

だからこそ、これから積立投資をはじめる人には「やると決めたら簡単にはやめないこと。やめなくても大丈夫なくらいの金額でやっていくべき」とアドバイスする投稿者。

最後に今後の新NISAのプランについて、「つみたて投資枠はすでに毎月予定で埋まっています。成長投資枠は(現在積み立てている)投信のほか、国内海外こだわらず個別株やETFで埋めていく予定です」と積極活用していく方針を示されていました。

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