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50歳・年収350万円会社員女性「投資信託は将来の自分へのプレゼント」3年前に始めた全世界株への積立投資が与えたお金以外の影響

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は北海道に住む50歳女性の積立投資エピソードです。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

50歳・年収350万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?

パソコンと女性
今回は北海道に住む50歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人、長男(23歳)、次男(18歳)

■金融資産
年収:350万円
金融資産:現預金200万円、リスク資産130万円

リスク資産の内訳
・投資信託130万円

積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド/NISA:2024年から

2021年から約3年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は、オール・カントリーに「月3万3000円」でスタートして「3カ月後から3万3333円」に、さらに「3年後(新NISAの利用が始まってから)5万円」に増やして積み立てを続けているそう。

実は「(積立投資を)始めた頃はコロナ禍でもあり、運用益がマイナスであることも多かった」といいます。しかし「そんな中ではあるが投資の勉強を進め」、途中で「(つみたてNISAの年間投資枠である)40万円を使い切るべく3万3333円に増額」を決断したとのこと。

「運用益マイナスがあたり前という中でしたので心配ではありました。あまり気にするのも良くないなと思い、毎日チェックするのを意識してやめるようにしました」と当時の心境を明かします。

結果、「コロナの落ち着きとともにプラス(の運用)が普通となり、今は運用益がプラス30%に」。運用実績は「元本約100万円→運用益込み130万円」と、しっかりと利益を生み出している様子です。

2024年からは新NISAの成長投資枠で、SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドに「月2万円」の積み立てをスタートし、「2カ月目から5万円に」増額。こちらは積み立てを始めたばかりで、利益については「まだわからず」と様子見のようです。

50歳・年収350万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めたきっかけは「離婚により生活を立て直す必要があり、自分の老後も見据えて」だったという投稿者。

「(積立投資を始めてから)3年経ち、投資信託では約30万円の運用益が出ています。子どもの進学費は別で貯蓄して賄う予定なので、投資信託は全て自分の老後への備えに。順調に増えています」と、資産形成がうまくいっているようです。

「子どももいるので必要なものにはお金を使う。無駄と思うことには使わない。余剰資金があるなら普通預金に置いとかないで、投資に回す」のがマイルール。

「離婚して生活や将来への不安がありました」と振り返りますが、「月々のお給料から老後への備えに積立投資をはじめ、近々の子どもたちの学費は貯蓄に回し……ということをはじめて3年。勉強して一歩を踏み出したことで、気持ちが安定し、前向きな毎日を過ごしています」と、積立投資のスタートは精神的にも影響した様子。

「もちろん積立投資に絶対安心はありませんが、ただ貯蓄していても増えない時代です。自分の今後の人生を、自分の今後の判断で形成していくというのは、気持ちが良いものだなと思います」とお金以外の意義も見出しています。

これから積立投資を始める方のアドバイスを伺うと、「投資も人生と同じ、良いときも悪いときもある! 投資信託は長ーい期間をかけての将来の自分へのプレゼントだと思って、今の状況に一喜一憂せずに、ちょっと棚上げしとくくらいの気持ちで、今の生活を前向きに楽しむ気持ちも大切かなと思います」とコメント。

利用中の新NISAについては、「正直、オール・カントリー1択にするか悩みましたが、投資の勉強を、これまで3年間自分なりに進めて来て、気になるインド株にチャレンジしてみることにしました」と銘柄選択に言及し、「自分の勉強の成果がどう出るか、今はちょっとわくわくしています」と語られていました。

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