定年後も資格を活かして働く人は、どのような仕事に就き、いくら稼いでいるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、北海道在住77歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:77歳男性同居家族構成:本人、妻(73歳)、長男(48歳)
居住地:北海道
リタイア前の職業:会社役員
リタイア前の年収:1200万円
現在の資産:預貯金500万円、リスク資産10万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金36年
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):12万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
配偶者の年金や収入:年金96万円(年額)
資格を活かした現在の仕事
資格:介護福祉士職種:介護福祉施設の介護士
月収:8万円
「介護福祉施設で介護士として働いている」
定年後に最も役立ったと感じる資格について「介護福祉士」と回答した今回の投稿者。資格を活かして77歳の現在も「介護福祉施設で介護士として」働き、月収「8万円」を得ているそう。
「定年退職後の就職活動は大変だと聞いていたのですが、資格のおかげでそれほど苦労もなく仕事に就くことが出来ました。資格がなかったら雇ってくれる所は無かったのではないかと思います」と続けます。
「高齢者や介護に関する幅広い知識が必要」
介護福祉士資格の取得を考えたきっかけについては、「在職中に立場上、資格を持っていた方が良いと思い取得しました」とコメント。「在職中の資格取得だったので、勉強する時間の確保が大変でした。認知症や要介護認定の判定基準など思ったよりも幅広い知識が必要」で、簡単な道のりではなかったと振り返ります。
「資格の勉強が自分自身の老後にも役立つ」
定年後に役立つ資格として、介護福祉士は「おすすめできます」と投稿者。「ただ資格を取るだけでなく、自分自身の老後にも役立つ内容ですので、高齢の方にはお勧めです」とメリットを話します。また資格のおかげで「新しい職場で若い人達と楽しく働く事が出来ました。飲み会の流れで明け方まで飲み歩く事もあります」と、職場での人付き合いも楽しんでいる様子。
最後に、これから資格取得や再就職を目指す人に向けて、「『年齢の壁』を意識しがちになりますが、とにかく諦めずに挑戦する事です」とエールを送られていました。
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