ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
37歳・年収280万円派遣・契約社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は茨城県に住む37歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人(37歳)、夫(38歳)、小学生低学年の子2人
■金融資産
世帯年収:本人280万円、配偶者不明
世帯金融資産:現預金700万円、リスク資産720万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:250万円
・学資保険:470万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2022年から(夫が積立)
2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はNISAでeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月2万8000円」で積み立てをスタートし、2023年9月から「月3万円」に増額。他には、NISAでeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をご主人が2022年から「月3万円」で積み立て中とのこと。
運用実績については「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)→元本112万円、運用益43万円、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)→元本70万円、運用益25万円程度」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。
「どちらも米国株の比率が高いため同じような推移を見せた。開始1年半くらいはマイナスになることもあり、ほぼ増えず。その後から現在は複利効果もあり右肩上がり。平均運用益は3.5~4パーセント程度です」と成績を語る投稿者。
「これまでは貯金の積み立てでコツコツ増やしてきたため、増える幅も一定だったが、投資を始めたことで資産の増えるペースが一定ではなく、ぐんと上がることが増えた。結婚当初に入ってしまった学資保険目的の生命保険が本当に悔やまれ、今はこちらを解約して投資に回す方向で考え始めています」とコメントされています。
37歳・年収280万円派遣・契約社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「資産が増えたことはもちろんだが、世界の経済や、投資信託以外の株や暗号資産にも興味がでてきて、今勉強中。視野が広がったことがなによりも良かったと感じます」と回答。引き出す時期は「子どもの大学進学や自分が退職した際などに、必要な分のみ引き出す予定。NISAで始めた分は徐々に売却し、今は新NISAに移しているので、手元の貯金が不足しなければ永年つみたて続ける予定」とのこと。
いっぽうで、「インスタやXに出てくる人は、月に10万円等を積立していたり、お金持ちの方が『庶民が月に数万円積み立てても大したことない』と言っているのを聞いて、自分のNISAは意味のないものなのか、と不安になることが多々ある。だが、やめたいと思ったことはない」と心境を振り返ります。
投資に対するご自身の性格を伺うと、「リスクを取ることに対しての恐怖が大きく、結婚当初には学資保険目的の生命保険に加入してしまった。いま思えば高い手数料だったと思うが当時は怖くて自分で投資ができなかった。貯金も十分にあるが、まだ怖くて積立額を増やすことができない」とコメントされています。
マイルールとして「生活防衛費は貯金として安心できる額までしっかり確保したうえでやらないと、資産が目減りしたときに不安になり売ってしまいそうな性格のため、貯金はしっかり確保することをルールにしています」と語る投稿者。
これから投資を始める方へのアドバイスとして、「とにかくできるだけ早めに始めることをお勧めします。周りはいろいろ言いますが、生活防衛費が確保できているのであれば、小額でもいいので始めるべき」とのことです。
新NISAについては、「つみたて投資枠のみ利用しています。老後の資産形成のため始めたので、老後の生活資金や旅行費として使う予定です。その前に大学費用等が足りなくなれば順次引き出す予定です」と語られていました。
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