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インデックスファンドとロボアドにコツコツ「月々の生活費を優先して余剰の範囲内で」続けた42歳・会社員男性の積立投資の資産は?

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は愛知県に住む42歳男性の積立投資エピソードです。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

42歳・会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

家族
今回は愛知県に住む42歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人、妻(40歳)、子ども(15歳)、子ども(12歳)

■金融資産
年収:本人900万円(配偶者の年収は不明)
金融資産:現預金1000万円、リスク資産約1500万円

■リスク資産の内訳
・投資信託:約700万円
・国内株式:300万円
・米国株式:500万円

■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX/確定拠出年金:2008年以前から
・WealthNavi(ロボアドバイザー):2019年から

2008年以前から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

現在の投資額は、確定拠出年金で野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIXに「月3万円」、ロボアドに「月2万円」を積み立てているとのこと。

運用実績については、野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIXが「元本約360万円→運用益込600万円」、ロボアドが「元本約72万円→運用益込90万円」と、着々と利益を生み出している様子です。

実は確定拠出年金については「リーマンショック時に一時的に含み損が生じました」と暴落を経験。

しかし「その後は右肩上がりで推移し、現在では元本比で約66%の運用益を出しています」と現状ではプラスに回復しているそう。

「当時は含み損が1、2年続き、元本割れの恐れもあり、精神的にきつかったです」と心境を明かしますが、「騰落を受け入れ、積み立てを止めずに続けられたおかげで、その後の上昇に乗れました。投資は時間とともに精神力が試される面があります」と語ります。

今では「下落時こそ資金を投入する機会だと考え、確実に続けることを心がけています」とのこと。

いっぽうで「ロボアドバイザーは、運用開始から順調に値上がりしており、現在は元本比25%程度のプラスとなっています」と終始好調だったそうです。

42歳・年収900万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「気づかない間にコツコツと資産を増やせる点」を挙げる投稿者。

「毎月の生活費から積立額を決めて支出に組み込めば、無理なく継続できます。長期的に見れば一時的な下落も平均されるので、リスクを抑えつつ資産形成ができます」と説明し、「特に確定拠出年金の制度を利用すれば、毎月の積立額から税制優遇を受けられますし、ロボアドバイザーを活用すればポートフォリオの最適化も任せられるので、初心者でも続けやすいと思います」とご自身の経験をふまえてコメント。

資産を増やせた要因について「確定拠出年金の運用益が大きかったことに加え、ロボアドバイザーの運用でも増資できたおかげ」と言及し、「子育て世代でも長期的視点に立って投資を続けることで、将来の資産形成に繋がることを実感しました」と手応えを得た様子です。

「基本的に慎重な性格」で、「浪費したり衝動買いをすることはほとんどありません。お金の使い道は常に吟味し、余分な出費は控えるよう心がけています。資金運用に関しても、リスクを抑えた分散投資を心がけるなど、安全運転を旨としています」という投稿者が決めているのは、「積立投資でのルールとして、月々の生活費を優先し、余剰分の範囲内で決まった金額を積み立てる」こと。

投資を始める人へのアドバイスを伺うと、「長期的な観点に立ち、分散投資に取り組むことが大切だと思います」と回答。

新NISAについては、「(つみたて投資枠と成長投資枠)両方の投資枠を利用しています。つみたて投資枠では、セゾン・グローバルバランスファンドを、月々1万円で積み立てています。一方の成長投資枠では、米国株式の個別株を500万円分保有しています。長期的な資産形成を目指し、引き続き両枠を活用する予定です」と語られていました。

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