ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
42歳・会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は愛知県に住む42歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(40歳)、子ども(15歳)、子ども(12歳)
■金融資産
年収:本人900万円(配偶者の年収は不明)
金融資産:現預金1000万円、リスク資産約1500万円
■リスク資産の内訳
・投資信託:約700万円
・国内株式:300万円
・米国株式:500万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX/確定拠出年金:2008年以前から
・WealthNavi(ロボアドバイザー):2019年から
2008年以前から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
現在の投資額は、確定拠出年金で野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIXに「月3万円」、ロボアドに「月2万円」を積み立てているとのこと。
運用実績については、野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIXが「元本約360万円→運用益込600万円」、ロボアドが「元本約72万円→運用益込90万円」と、着々と利益を生み出している様子です。
実は確定拠出年金については「リーマンショック時に一時的に含み損が生じました」と暴落を経験。
しかし「その後は右肩上がりで推移し、現在では元本比で約66%の運用益を出しています」と現状ではプラスに回復しているそう。
「当時は含み損が1、2年続き、元本割れの恐れもあり、精神的にきつかったです」と心境を明かしますが、「騰落を受け入れ、積み立てを止めずに続けられたおかげで、その後の上昇に乗れました。投資は時間とともに精神力が試される面があります」と語ります。
今では「下落時こそ資金を投入する機会だと考え、確実に続けることを心がけています」とのこと。
いっぽうで「ロボアドバイザーは、運用開始から順調に値上がりしており、現在は元本比25%程度のプラスとなっています」と終始好調だったそうです。
42歳・年収900万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「気づかない間にコツコツと資産を増やせる点」を挙げる投稿者。「毎月の生活費から積立額を決めて支出に組み込めば、無理なく継続できます。長期的に見れば一時的な下落も平均されるので、リスクを抑えつつ資産形成ができます」と説明し、「特に確定拠出年金の制度を利用すれば、毎月の積立額から税制優遇を受けられますし、ロボアドバイザーを活用すればポートフォリオの最適化も任せられるので、初心者でも続けやすいと思います」とご自身の経験をふまえてコメント。
資産を増やせた要因について「確定拠出年金の運用益が大きかったことに加え、ロボアドバイザーの運用でも増資できたおかげ」と言及し、「子育て世代でも長期的視点に立って投資を続けることで、将来の資産形成に繋がることを実感しました」と手応えを得た様子です。
「基本的に慎重な性格」で、「浪費したり衝動買いをすることはほとんどありません。お金の使い道は常に吟味し、余分な出費は控えるよう心がけています。資金運用に関しても、リスクを抑えた分散投資を心がけるなど、安全運転を旨としています」という投稿者が決めているのは、「積立投資でのルールとして、月々の生活費を優先し、余剰分の範囲内で決まった金額を積み立てる」こと。
投資を始める人へのアドバイスを伺うと、「長期的な観点に立ち、分散投資に取り組むことが大切だと思います」と回答。
新NISAについては、「(つみたて投資枠と成長投資枠)両方の投資枠を利用しています。つみたて投資枠では、セゾン・グローバルバランスファンドを、月々1万円で積み立てています。一方の成長投資枠では、米国株式の個別株を500万円分保有しています。長期的な資産形成を目指し、引き続き両枠を活用する予定です」と語られていました。
※皆さんの投資エピソードを募集中です。エピソードの採用でもれなくAmazonギフト券3000円分プレゼント
積立投資に関するエピソードの応募はこちらから
投資の成功体験エピソードの応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします