ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
43歳・年収400万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
■家族構成
本人、夫(48歳)、長女(8歳)、次女(6歳)
■金融資産
世帯年収:本人400万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金1000万円、リスク資産200万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/つみたてNISA:2019年から2023年12月まで
2019年から新NISAが始まるまでの約4年間、つみたてNISAでオール・カントリーに「月3万円」、年間では「40万円」になるように積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
運用実績については、「元本160万円→運用益込200万円」と、しっかりと利益を生み出している様子。
実は「オルカン1本で投資をはじめましたが、コロナショックで100ドルほど下がり、いきなりマイナスになりました」と肝を冷やすタイミングもあったそう。それでも、ぶれずに続けたことが功を奏し、結果的には「それから持ち直し、ずっと右肩上がりで推移しています」とのことでした。
ご自身の方針に関しても「オール・カントリーしか投資をしていませんが、すでに50万円近くの利益が出ているので、残り16年間(※2019年から始めた旧NISAの非課税期間20年の残り期間)は持ち続けたいと思っています。インデックスファンドなので、投資してからは放置しており、何もしていません」と説明されています。
43歳・年収400万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資については「老後の資金確保のために始めました。リスクが怖かったものの、着実に資金を増やせています」と手応えを感じており、「必要にならなければ途中で取り崩さず、60歳以降に引き出そうと思っています」と計画しているそう。先行きが不安な状況にも、動揺することなくコツコツと積立投資を続けてきた投稿者ですが、株価の推移を見守る中で「あまり増えないので、個別株にしようと思った」と、迷いが生じることもあったよう。
しかし「夫が個別株に投資して大損しているのを見た」ことが、投資信託からの切り替えを思い留まらせたそうで、「今では私は投資信託しかする気がありません」と気持ちを固められていました。
これから投資をはじめる方へのアドバイスを伺うと、「リスクを取らないなら、投資信託の積立投資が一番安心だと思います」とコメント。
新NISAについては、「またオルカンで投資信託を行っていく」と語られていました。
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