ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
35歳・年収600万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は兵庫県に住む35歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人、妻(33歳)、子ども(5歳)
■金融資産
年収:本人600万円(配偶者の年収は不明)
世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産300万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/つみたてNISA:2018年から
・野村DC国内株式インデックスファンド・TOPIX/確定拠出年金:2018年から
2018年から約5年間、つみたてNISAと確定拠出年金にそれぞれ「月1万円」を積み立ててきたという今回の投稿者。
運用実績については、つみたてNISAが「元本約60万円→運用益込80万円」。「開始当初は運用益がマイナスに推移していたが、コロナショックの影響で一時的に大きく下落した後、急速に回復し、現在は+20%程度の運用益が出ている」とのこと。
確定拠出年金は「元本約60万円→運用益込70万円」で、こちらは「ほぼ右肩上がりで毎年平均5%程度の運用益が出ている」そう。地道な積み重ねがそれぞれ着実に利益を生み出しているようです。
積立投資を始めたことで「投資にお金を回す癖がつき、3年目には200万円、5年目には500万円まで資産を蓄えることに成功した」と話す投稿者。
いっぽうで「(別途投資している)個別株で損失が出ており、3年前と比べてむしろ資産は100万円ほどマイナスになっている」そうで、積立投資の運用益がその損失を一部カバーした形となったようです。
35歳・年収600万円会社員男性の思う積立投資のメリットや2024年からの新NISAの予定は?
積立投資を始めてよかった点として「長期的な視点で資産運用ができるようになったことです。市場の変動に一喜一憂せず、コツコツと積み重ねることで、将来に向けて安心感が持てるようになりました」とコメント。また投資の知識や経験が身に付き、自分に合った運用方法を見つけることにも役立ったと言います。
いっぽうで、前述の個別株では一時大きな利益を得たそうで、その時には積み立てをやめたくなったこともあったそう。「積立投資は地味で時間がかかると感じ、一気に儲けたいと思いました。しかし、個別株はリスクも高く、結局損失を出しました」と振り返ります。
新NISAについては、「つみたてNISAで積み立てているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を新NISAに移行して、月1万円の積立を継続する予定」とのこと。
加えて、株式のリスクを分散するため「新たに国内債券や海外債券のインデックスファンドにも積み立てを始める予定です」と語られていました。
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