ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
39歳・専業主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?
■家族構成
本人、夫(42歳)、長女(7歳)、長男(4歳)
■金融資産
世帯年収:配偶者600万円
世帯金融資産:現預金1000万円、リスク資産500万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/つみたてNISA:2021年から継続中
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/つみたてNISA:2021年末にスポット購入
2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は、つみたてNISAでオール・カントリーに「月1万円」の投資からスタートし、途中スポット購入をしつつ、半年後からは月3万円に増額。併せて、投資をはじめた年には、つみたてNISAの枠で「23万円」分のS&P500を一括購入したとのこと。
運用実績については、オール・カントリーで「元本約96万円→運用益込116万円」、S&P500では「元本約23万円→運用益込31万円」と、しっかりと利益を生み出している様子。
実は最初から納得のいく結果が出ていたわけではなく、「オール・カントリーに関しては、最初の半年は月1万円ずつという少額投資だったため、運用益はほとんどなかった」そうで、途中で積立額の見直しを行ったという投稿者。「その後、(年間)40万円の満額を積み立てることにして、2021年は9%プラスで終えることができた」と、方針の変更が功を奏す結果となったようです。
また積み立てを続けてきた約2年間は、やはり常に順調に推移していたわけではなく、「2022年が明けて2月末~3月頃まで、初めてのマイナスを経験した。おそらく戦争の影響が大きいのだと思う」と、忍耐が求められた時期もあったといいます。「その後は、若干の変動はありながらも上昇して、現在はプラス20%の運用益が出ている」と、現在は順調に結果が出て来ているそうです。
またS&P500に関しては、「2021年に一括購入してそのままにしている。オール・カントリーと同じで、2022年2月~3月は運用益のマイナスが続いた。S&P500は変動が激しく、マイナスとプラスを繰り返しながら、上昇する時は運用益がプラス20~30%になっている。現在はプラス35%の運用益が出ている」と説明されています。
39歳・専業主婦の思う積立投資のメリットや2024年からの新NISAの予定は?
積立投資を始めてよかった点として、「積立投資を始めたことで、お金に対する意識が変わった。FP3級の資格も取得することができ、今まで全く知らなかった経済にも興味を持つようになった」とコメント。「お金の勉強を始めたこともあり、開始した当初に比べると、約3年間で300万円資産を増やすことに成功している」とのことで、資産については「まだ引き出す予定はないが、今後子どもの教育費などでまとまった額が必要になるタイミングで引き出す予定」と計画されています。いっぽうで、「初めてマイナスを経験した時は、額はそれほど大きくはなかったが、やはりお金が減っていくのを間近に見ると苦しかった。運用益を確認すると辛くなるので、見ないようにしていた」と、ひたすら耐え忍んだ時期についても言及。
そういった経験があったことで、「投資にリスクはつきものであり、暴落も必ず経験するといわれているので、目減りすることを想定しておくこと」が大事だといいます。「また、そうなった時には、口座を確認してお金が減っていることを見ないようにしよう、と決めている」そうです。
新NISAについては、「これまでと変わらず淡々と積み立てをしていく予定。商品も変えずに積み立てをしようと考えている。今までは年間40万円しか積み立てができなかったが、金額を年間100万円ほどに増やす予定。できるだけ時間を味方につけて投資をしていきたい」と語られていました。
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