ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
26歳・年収450万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は兵庫県に住む26歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人のみ
■金融資産
世帯年収:450万円
世帯金融資産:現預金300万円、リスク資産300万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・三菱UFJ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/つみたてNISA:2022年4月から
・三菱UFJ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/特定口座:2022年7月から
2022年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はつみたてNISAで米国株式(S&P500)に「月3万3333円。1年目はボーナス月に増額し年40万円」、特定口座で全世界株式(オール・カントリー)に「月11万6666円」を積み立てているとのこと。
運用実績については米国株式(S&P500)が「元本約80万円→運用益込95万円」、全世界株式(オール・カントリー)が「元本約180万円→運用益込230万円」と、1年半ほどの運用期間で着実に利益が出ている模様です。
しかし、「S&P500に関しても、オール・カントリーに関しても、1年目(2022年)の運用益はあまりよくなく、開始半年~1年くらいはずっとマイナスを推移していました」と当初は不安があった様子。
「その間もそのまま積み立てていき、開始1年が経過したころからプラスに転じ、だんだん利益を伸ばしてきました。現在は合計で+16%ほどに」なったといい、「2年目に入ってからはマイナスになったことはありません」と説明されています。
26歳・年収450万円会社員女性の思う積立投資のメリットや2024年からの新NISAの予定は?
積立投資を始めてよかった点として、「まだ元本が少額なので、あまり大きな利益は出ませんが、順調に資産を増やせているので、このまま続けていれば大丈夫という安心材料になっています」とコメント。いっぽうで、前述のように「積立投資を始めてから1年目は運用益がマイナスになっている期間が長かったので、投資をしなければよかったと後悔」したと明かします。
つみたてNISAは「老後資金として、退職するまで引き出さないつもり」、特定口座のほうも「住宅購入などの大きなライフイベントがない限りは引き出すつもりはありません」という投稿者のスタンスが現在の利益につながったといえそうです。
新NISAについては月20万円積み立てるそうで、「購入する銘柄は現在と同じで、そのまま新NISAの口座に積み立てていこうと思っています。つみたて投資枠は月10万円しか積み立てられないので、残りの10万円分は成長投資枠で積み立てる予定」とのこと。
最後にこれから積立投資を始める人に向けて「目標金額から月々に積み立てる金額を割り出し、生活費を見直して、無理のない範囲で積み立てていくとよいと思います」とアドバイスされていました。
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