ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
61歳・資産6800万円男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は岐阜県に住む61歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
妻と子2人の4人家族(子との同居は不明)
■金融資産
世帯年収:本人650万円、配偶者なし
世帯金融資産:現預金6000万円、リスク資産800万円
■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・野村DCインデックスファンド/確定拠出年金:2001年から21年間
・野村オールカントリー株式ファンド/つみたてNISA:2016年から3年間
確定拠出年金を2022年まで、つみたてNISAは2019年まで利用していたという今回の投稿者。
投資額は確定拠出年金が「月2万円」でつみたてNISAが「月1万円」だったとのこと。
運用成績については、「野村DCインデックスファンド(確定拠出年金)元本500万円→運用益60万円、野村オールカントリー株式ファンド(つみたてNISA)元本36万円→運用益マイナス1万円」と、つみたてNISA年については3年間でマイナスが出てしまったと言います。
確定拠出年金の動きについては「開始から運用益がプラスからマイナス、またプラスを繰り返し、最後の5年で運用益11%に至った」そうですが、つみたてNISAでは「スタートからマイナスが続き、最後まで運用益はマイナスのままであった。しかし、ここ最近の株式相場を見ると、継続していれば確実に20%以上の運用益が出ていたと思われる」と悔しさをにじませます。
61歳・資産6800万円男性が思う積立投資のメリットや2024年からの新NISAの予定は?
「ここ2~3年の株式相場はかなりの上昇を見せていますが、残念ながら高騰前に積立投資を辞めてしまったので、前述のように思ったほどの運用益は出ませんでした」という投稿者男性。「今でも継続して積立投資をしていれば20~30%程度の運用益は確実に出ていたと思います。退職を機に身軽になりたくて、いったん殆どの投資商品を解約してしまったのが失敗だったと反省している今日この頃です」と重ねてコメント。
また「もっと若い時からこのような運用商品があって今現在のタイミングで解約していたならば、かなりの運用益が見込めたのではないかと思料します(※思います)。勿論、株式投資や投資信託も同様に、過去の運用をそのまま継続していたら2倍以上の運用益が出ていたことは間違いありません。今更とは思いますが」とやはり後悔が募っておられる様子です。
新NISAについては、「私個人は今更といった感じであり利用する予定はありません。今の株式相場も高止まり感と判断していますし、無理に資産運用しなくても老後資金は既に用意できていると判断していますので」というスタンスとのこと。
それでも、「(新NISAの)投資枠や非課税枠の増額は、魅力的だと思います。やはり非課税枠を上手く利用して、毎月コツコツ金融資産を増やすには、若い年代(20代、30代)を中心にスタートし、相場変動でマイナスになっても我慢しつつ粘り強く、長期運用を目的に貯めることが出来る人にとって、とても良い運用方法だと考えます」と回答されていました。
※皆さんの投資エピソードを募集中です
積立投資に関するエピソードの応募はこちらから
投資の成功体験エピソードの応募はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします