ワントーンとはどう違う？ 即おしゃれ見えする「ワンカラーコーデ」

簡単におしゃれ見えする「ワンカラーコーデ」って？

最近、おしゃれさんの間で人気となっているのが「ワンカラーコーデ」。ワンカラーコーデとは、その名の通り、トップスからボトムスまで一つの色味で統一したコーデのこと。ワンカラーといっても、まったく同じ色でまとめなくても◎。例えばベージュ系なら、淡いアイボリーから濃いブラウンまで選べます。濃淡でグラデーション配色になっていればOKです。同じ色味でコーデを組むだけで、こなれ感が生まれ、即おしゃれ上級者コーデが完成するので、ぜひこの春取り入れてみてほしいテクニックなんです。

ワンカラーコーデを上手にまとめるには、ちょっとしたコツがあります。アイテム同士が馴染みやすいので、のっぺりとした印象にならないようにすること。バッグやシューズ、アクセサリーといった小物でアクセントを加えて、立体感のあるコーデを作るとおしゃれに演出可能です。

ワンカラーコーデと混同しやすいのが「ワントーンコーデ」。ワントーンコーデとは、色に関わらず明度や彩度といった色の明るさを統一したコーデを指します。例えば、ペールトーンやビビッドトーン、ダークトーンやライトトーンなど、色に縛られることなく「トーン=色調」をまとめたコーデのことです。

今回は、一つの色味でまとめたワンカラーコーデを4点ピックアップ！ 早速、みていきましょう。
 

1. 上品な印象を醸し出してくれる「ベージュ」のワンカラーコーデ

色味を統一するとおしゃれ感はアップしますが、難易度が高くてなかなかトライしにくいという初心者さんもいらっしゃることでしょう。「できれば強い印象は避けたい……」いう方におすすめなのが、上品な印象を醸し出してくれるベージュのワンカラーコーデ。ベージュの分量が多ければ多いほど、柔らかく女性らしい雰囲気に仕上がります。

画像は、ベージュのワンピースに、ブラウンのサテンプリーツスカートを投入したワンカラーコーデ。ベージュの面積を大きくすると、全体的にフェミニンな印象に。バッグもブラウンを選ぶと、統一感が生まれます。そこに、ブラックのローカットスニーカーと、同じくブラックのソックスを合わせると、コーデ全体がぼやけた印象にならず、シャープな雰囲気がプラスされます。
 

2. 女性らしく大人可愛い「ピンク」のワンカラーコーデ

フェミニンな印象で大人可愛いコーデに仕上がるのが、ピンクのワンカラーコーデ。女性らしいコーデがお好きな方におすすめのスタイリングです。

画像のように、トップスに濃いワインレッドのニット、スカートにピンク、足もとにペールピンクのブーツを持ってきて、色の濃淡をつけると、こなれ感のあるスタイリッシュな印象に。顔に近い部分に濃いカラーを投入すると、難易度が下がって初心者さんでも気負いなくトライできますよ。
 

3. 大人っぽく仕上がる「グレー」のワンカラーコーデ

大人女性も着やすいグレー。ですが、グレーのみでコーデを組んだことはない方も多いのではないでしょうか。グレーのワンカラーコーデは、洗練された印象を醸し出してくれるので、ぜひチャレンジしてほしい組み合わせです。

画像は、グレーのニットに淡いグレーのスウェットパンツを合わせたワンカラーコーデ。カジュアルな印象のスウェットパンツを持ってくれば、おうち時間にも最適なスタイリングが完成します。キャップにグリーン、ショルダーバッグとパンプスにブラックを持ってくれば、コーデ全体に引き締め効果が発揮されます。
 

4. クールでおしゃれな印象の「ブルー」のワンカラーコーデ

クールでおしゃれな印象のコーデが完成するブルーのワンカラーコーデ。この春トレンドのくすみブルーや透明感のあるブルーなど、さまざまな色味があるので、ぜひ取り入れてみたいカラーです。

画像は、くすんだペールブルーのニットカーディガンに、発色のきれいなブルーのテーパードパンツ、足もとには濃いブルーのスニーカーを投入したワンカラーコーデ。カラーパンツは、取り入れるだけでおしゃれ上級者の印象を与えてくれて、この春も引き続き人気なので、ぜひ注目したいもの。そこにホワイトのショルダーバッグを投入すれば、コーデに動きが生まれると同時に、爽やかなアクセントが加味されます。

以上、一つの色味でまとめたワンカラーコーデの特徴と、コーデ例を4点ご紹介しました。ぜひ、この春ワンカラーコーデにトライしてみてはいかがでしょうか。