ゴボウは繊維が豊富でヘルシーな野菜として知られています。ただ、私にとってゴボウは下処理に手間がかかるイメージがあり、レパートリーが増やしにくい食材でした。
母の薦めで食べてみた、業務スーパーの「ゴボウサラダ」は、これまで見たことがないくらいのゴボウの量で、ゴボウの魅力を活かしたゴボウたっぷりのサラダ。ほんのりピリ辛のドレッシングがたっぷり絡まったゴボウの味にすっかりはまりました。
私はそのままサラダとして食べるのはもちろん、トーストにのせて食べるのもお気に入り。一度は食べてみてほしい業務スーパーの「ゴボウサラダ」をご紹介します。
■コスパ抜群! 業務スーパーのゴボウサラダ」
業務スーパーの「ゴボウサラダ」を知ったのは、近くに住む母の薦めです。ゴボウサラダを毎朝食べることを日課にしているそうで、実家を訪れたときに「食べてみて」と渡されてから私もちょくちょく購入するリピート商品になりました!
100g約39.8円!業務スーパーの「ゴボウサラダ」の値段・容量
業務スーパーの「ゴボウサラダ」はなんと1kg入り。お値段は398円(税抜/購入時)。100gあたり39.8円。コンビニの袋入りゴボウサラダを調べてみると、1袋80g入り120円(税込/編集部調べ)。業務スーパーは約1/3の低価格です。
ゴボウの皮を剥いて細切りにする手間と、ゴボウやドレッシングの価格を考えてもお値打ち価格だと思います。
業務スーパーの「ゴボウサラダ」の原材料名・内容量
●名称:ゴボウサラダ(そうざい)
●原材料名:ごぼう(中国産)、入荷液状ドレッシング(食用植物油脂、砂糖、その他)、にんじん、果糖ぶどう糖液糖、しょうゆ、ごま、砂糖、食用ごま油、食塩、香辛料、醸造酢、乳たん白、かつお節エキス/調味料(アミノ酸等)、甘味料(ソルビトール)、糊料(増粘多糖類)、香辛料抽出物、カロチン色素、(一部に卵、乳成分、小麦、大豆、鶏肉、ごまを含む)
●内容量:1kg
●賞味期限:枠外右上に記載してあります
●保存方法:冷蔵1~10度で保存してください
●製造者:秦食品
主原料は中国産のゴボウ。人参が少し入っているものの、ほぼゴボウだけなので、ゴボウ1kg分のサラダということで食物繊維たっぷり。健康にも良さそうなので私は気に入っています。
業務スーパーには同じ1kg総菜シリーズにポテトサラダもあります。じゃがいは1個でもボリュームがありますが、こんな大量のゴボウは見たことがない! というくらいゴボウだらけで初めて見た時はビックリしました。
業務スーパーの「ゴボウサラダ」原材料や栄養成分、カロリーは?
栄養成分表示(推定量)<100g当たり>エネルギー:167kcal
たんぱく質:1.6g
脂質11.4g
炭水化物:14.5g
食塩相当量:1.3g
気になるエネルギーは、100gあたり166kcal。もっと少ないと思っていたので意外でした。
脂質が11.4gあるのは、自家製ドレッシングの植物性油脂でしょう。塩分については、強い塩味は感じませんが、ドレッシングに含まれる調味料によるものだと考えられます。
■【実食】業務スーパーの「ゴボウサラダ」の味はほんのりピリ辛のマヨネーズ風
業務スーパーの「ゴボウサラダ」は、マヨネーズに似ていて、ほどよくピリ辛の味が特徴。辛さは後味にピりッとくる程度なので、気になるほどではありません。
もったりせずトロミのあるリキッド状のドレッシングがたっぷりと贅沢に和えてあり、食べるとまろやかでクリーミー。
業務スーパーの「ゴボウサラダ」がまずい人はアレンジを
ドレッシングの量が多くて濃い味なので、ゴボウの素材の味というより、ドレッシングの味が勝っているとも言えます。逆に言うと、ドレッシングの味が苦手だったり、ドレッシングが多すぎてゴボウの味を感じられないと「まずい」という評判になるのかもしれません。ゴボウサラダ炊き込みご飯やゴボウサラダトーストを試してみてはいかがでしょうか?
もしくは保存方法によってドレッシングが水っぽくなってしまうと魅力も半減。とくに、冷凍・解凍にはご注意ください。
■業務スーパーの「ゴボウサラダ」の上手な保存方法
業務スーパーの「ゴボウサラダ」を開封するときには、必ずプラスチックの蓋付きの容器を用意して全て中身を移します。そして、プラスチックの蓋付きの容器のまま冷蔵保存して早めに食べきることにしています。パッケージのままちょこちょこすくって使うというのは、絶対におすすめしません。衛生上良くないのと、たっぷりのドレッシングが袋について冷蔵庫が汚れてしまいます。
業務スーパーのゴボウサラダは上手に冷凍・解凍できる?
ゴボウ自体は生でも調理済みでも冷凍が可能な野菜ですが、調理済のものは解凍せずに凍ったまま調理が望ましいようです。そのため業務スーパーの「ゴボウサラダ」も冷凍保存自体はできなくはありませんが、解凍に難あり。冷蔵解凍するとドレッシングが水っぽくなってしまい美味しく食べられません。我が家は大人数の家族で分け合って食べるので消費に困ることはありませんが、余りそうだと思ったら炊き込みご飯などに使って、調理してから冷凍することにしています。
ちなみに業務スーパーには冷凍野菜が充実しており、ゴボウは「ごぼう笹がき」や「ごぼうにんじんミックス」があり、ともに使いやすさで人気があります。
【時短・節約に】業務スーパーでおすすめの冷凍野菜を5つ紹介
■業務スーパーのゴボウサラダ・おすすめアレンジレシピ!
スペインで食を学んだ私にとってゴボウは「未知の野菜」。当時住んでいたバルセロナになかった反動か、ゴボウサラダの不思議な美味しさにはまってしまいました。
そのまま食べても美味しいけれど、アレンジすればいつもの料理がちょっと違う味になります。また、ドレッシングの味が濃厚すぎると感じる人にもアレンジはおすすめ。
我が家で作っている、5つのアレンジレシピをご紹介します。
アレンジレシピ1:ゴボウサラダ炊き込みご飯
ドレッシングの風味がほんのりご飯に移って優しい味わい。
<材料>
- お米 1合
- ゴボウサラダ 大さじ3
- ツナ 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1
- 分量の水
アレンジレシピ2:ポテトゴボウサラダ
じゃがいもを加えてお腹持ちのいいサラダに。
<材料>
- じゃがいも1個
- ゴボウサラダ 大さじ2
- 青じそ 1枚
じゃがいもを6等分に切り、約10分、柔らかくなるまで茹で、荒く潰します。ゴボウサラダを加えて混ぜます。青じそを細く切り、上に飾ったら出来上がり。
青じそはなくてもいいですが、あると味がしまります。
アレンジレシピ3:ゴボウマカロニサラダ
冷やして食べても温かくしてパスタ風に食べても。
<材料>
- マカロニ 50g
- ゴボウサラダ 大さじ3
- エキストラバージンオリーブオイル 適量
- 青じそ 1枚
マカロニを表示通りに茹で、茹で上がったらすぐにオリーブオイルをかけて混ぜます。ゴボウサラダを加えて混ぜ、青じそを上に飾ります。オリーブオイルをかけることで、マカロニがひっつきません。
私が使用しているのは、業務スーパーで見つけた安くておいしいエキストラバージンオリーブオイル「カンピーニャ・オリバル」と、業務スーパーのおすすめパスタ「pasta REGGIAマカロニ」です。
アレンジレシピ4:ゴボウサラダトースト
業務スーパー「ゴボウサラダ」のパッケージ裏にも書かれている定番レシピ。シンプルだけど美味しい軽食に!
<材料>
- 6枚切り食パン 1枚
- ゴボウサラダ 大さじ3
- とろけるチーズ 適量
食パンの上にゴボウサラダを広げてのせ、チーズを上に散らします。260wのトースターで約3分焼き、温めても美味しいです。のせすぎると食べにくいので、量は調節してください。食パンだけでなく、ロールパンにもマッチします。
アレンジレシピ5:ゴボウサラダ春巻き
味付け不要。巻いて焼くだけの簡単春巻き。
<材料>
- 春巻きの皮 1枚
- ゴボウサラダ 大さじ2
- キャベツの千切り 適量
- 油 適量
ゴボウサラダとキャベツの千切りを混ぜ、春巻きの皮で包みます。フライパンで揚げ焼きにします。ゴボウサラダが多すぎると液垂れして春巻きがパリッと仕上がらないので、入れすぎないように。
コスパもアレンジしやすさも◎。ゴボウ好きにもゴボウ初心者にもおすすめ
こってり濃厚なドレッシングがたっぷりかかったゴボウサラダは、1kgで398円。そのまま食べても美味しいですが、食パンやロールパンに挟んだり、食パンの上にとろけるチーズと一緒にのせたり、簡単なアレンジでさらに美味しく食べられます。
食物繊維をたっぷりとりたい人や、ゴボウ好きの人には絶対におすすめ。若干ピリ辛なので、小さなお子さんにはサラダとしては難しい味かもしれませんが、他の食材と調理すればピリ辛味は少なくなるのでアレンジを試してみるのもおすすめです。
<おすすめ度(五つ星中)>
- 美味しさ★★★★
- アレンジ度★★★★★
- コスパ★★★★
DATA
業務スーパー┃ゴボウサラダ
内容量:1kg