冬コーデに欠かせない存在感を放つダウン

ダウン

出典:WEAR

寒さ厳しい冬を乗り越える救世主となっているのが「ダウン」。ワードローブに一枚は揃えている方も多いのでは? ダウンジャケットやダウンコートの他、今はダウンベストやインナーダウンなども登場しているので、それらをカウントすると数枚持っているという人もいるのではないでしょうか。

ダウンジャケットとはその名の通り、保温性の高い羽毛(ダウン)を詰めて、ダウンが偏らないようにキルティングが施された生地でできたアイテムのことを指します。元来、極寒地の作業服、防寒服としてつくられていましたが、現在では冬のタウンウエアとして着用されています。そんなダウンは、素材や縫製、ブランドのネームバリューによって、1万円程度のものから数十万円するものまでさまざま。軽量であたたかく、高い機能性を兼ね備えていることから、大人女性のおしゃれ着として重宝されています。

ダウンジャケットが日本で認知されるようになったのは、1980年代から90年代だといわれていますが、それはアメカジの流行を背景に、アウトドアやワークファッションがトレンドに君臨して、ダウンジャケットやダウンベストなどが普及したからだと考えられています。当時はスポーツブランドやアウトドアブランドが手掛けるもののみで、防寒アイテムとして認識されていました。

ファッションアイテムとして重宝されるきっかけとなったのが、「MONCLER(モンクレール)」です。モンクレールは「miumiu(ミュウミュウ)」や「GUCCI(グッチ)」でデザインを手掛けていたアレッサンドラ・ファキネッティ氏を2006年にクリエイティブディレクターに迎えると、世界的なブランドへと急成長。シャイニーナイロンといった上品な光沢感のある素材をダウンに取り入れ、その洗練されたデザインが話題となりました。また、高額な価格帯も他ブランドとの差別化となり、ダウンジャケットがラグジュアリーなファッションアイテムとして認知されていきました。
 

知っておきたい! ダウンの2019‐20年冬トレンド

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ダウンは高額なので、10年前に購入したダウンを今でも愛用している方もいるかもしれませんが、ダウンにもトレンドが存在するので、昔のままのダウンだと古臭く見えてしまうことも。

例えば、ここ2年くらいは暖冬の影響もあって、街なかでも全体的にがっつりしたボリューム感のあるダウンは見かけなくなりました。ステッチの幅がやや広めの「モコモコ」としたボリューム感のあるダウンや、テカリがあるダウン、シャカシャカと音がするダウンは、残念ながらトレンド外なので、おすすめできません。

今っぽさを演出するなら、断然マットな質感のダウンがおすすめ。また、モコモコ感のあるダウンジャケットも、今の時代にマッチする、スマートかつスタイリッシュなボリュームのシルエットに進化しています。今季は、ダウンとウールの切り替えがある異素材使いのタイプや、程よいモード感とおしゃれ感のあるシームレスダウン、キレイめコーデがお好きな人におすすめの襟付きダウン、着回し力のあるマルチWAYダウンなど、デザイン、丈、色にこだわった、こなれ感のあるダウンが豊富に登場しています。ぜひチェックしてみてください。

また、「UNIQLO(ユニクロ)」といったコスパブランドで、プチプラで高機能ダウンが手に入れられる時代となったことも、ダウン人気に拍車をかけています。ユニクロといえば、代名詞的存在なのが「ウルトラライトダウン」ですね。高い防寒性と、軽量かつコンパクトに収納して持ち運べる携帯性を備えているので、肌寒くなったこれからの時期に重宝します。ウルトラライトダウンというと、インナーダウンの印象が強いかもしれませんが、今年はアウターとして一枚で着られる、トレンド要素を強めたボリューム感のあるウルトラライトダウンも新登場しています。また、今季から新登場した「ハイブリッドダウンアウター」もおすすめ。身ごろや背中にはダウンを、シュッと見せたい袖や肩には中綿をと、2つの素材をパーツに合わせて配置することで効率的に発熱・保温ができるようになり、あたたかさとスマートなフォルムのいいとこ取りを実現しています。

ダウンは年齢や性別を問わず、そのあたたかさとデザイン性から人気を集め、ファッションの幅を広げてくれています。ぜひ、この冬ダウンをアップデートして、今っぽいおしゃれを楽しんでくださいね!

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