「服が多い=おしゃれ」なワケではない!?
今はプチプラで洋服がたくさん買える時代。クローゼットが常にぱんぱん!とお悩みの方も多いのではないでしょうか? でも、洋服の数を増やすのが簡単な今だからこそ、実はおしゃれな方ほど服の数が少ない、という意見もよく聞かれます。今回はおしゃれな人の服の数が少ない4つの理由について、お伝えしていきます。1. 自分の好きなもの、似合うものを厳選している
自分の好みや、似合う洋服を分かっている、というのはとても大きなポイントです。おしゃれな人はきれいめフェミニン、ベーシックなカジュアル、辛口で大人っぽい雰囲気、など「こうなりたい」という具体的なイメージを持っています。そしてそのテイストに沿って買い物をするので、あまり着ないものを買ってしまい、服の数だけ増えてしまう……という失敗はそもそも少ないようです。
また、自分に似合うものを分かっている、というのも同じぐらい大事なポイント。似合うシルエットや色、サイズ感が分かっていて、自分らしく着られる洋服を厳選しているため、数が少なくても常に素敵に見え、おしゃれ感のある着こなしに仕上がります。
好きなもの、似合うものを把握していて、自分なりの基準がしっかり決まっていると、間違いのない洋服選びができ、数も少ないまま保つことができます。
2. 値段や流行につられて安易に買わない冷静さ
プチプラで可愛い洋服が多く、情報もひっきりなしに入ってくる今、服を増やすのはとっても簡単。ネット通販はスマホからでも簡単に利用できる上、「今なら1000円引き!」「SNSで大人気!」「有名人が着ていた可愛いプチプラアイテム!」など誘惑は山のようにあります。女性は特にショッピングでストレス発散、という方もいるほど、お買い物自体が好きな方も多いですよね。
ですが、そんな中でも服の数を少なく抑えられる人は、値段や流行などの誘惑に惑わされない冷静さを持っています。アラフォー世代の大人になったら「ベーシックが8割、トレンドが2割」くらいがやりすぎずおしゃれに見える、一番ちょうどいいバランスという説もあるほど。マイ定番のアイテムを大事に、プチプラのトレンド服をむやみに買わないことも、結果おしゃれ見えにつながりそうです。
3. 長持ちする良質なもの、着回せるものを見抜く目がある
洋服自体が質の悪いものだと傷みやすく、型崩れして着古した感じに見えてしまったり、ほつれたり……と長持ちしないため、すぐ買い替えが必要になってしまいますよね。でも服を少なくキープできる人は、素材などを理解していて、長持ちするような高クオリティの洋服を選ぶ目を持っています。また、素材別に丁寧にケアしながら、一度購入したら大事に着ている方も多いです。
また、着回しできるアイテムを選ぶのにも長けていて、いろんなシーンで使えるような洋服を上手に揃えています。数が少ないからといって、いつも同じ着こなしでおしゃれ感がない、というマイナス要素はあまり感じられません。
このアイテムを追加したらワードローブにどういう変化をもたらしてくれて、どういうコーデができるようになるのか、というゴールまで、何パターンかイメージしてからはじめて購入を考える、という方も。選び抜かれたアイテム同士が揃っているからこそ、どう組み合わせても素敵に見えるのかもしれません。
4. 処分時期を見極めて、ちゃんとさよならができる
洋服は着ていくうちに、どうしても劣化していきます。ですが、そのクタッとした着心地がよかったり、思い入れがあったり、もったいなく感じたりしてなかなか手放せない……という方も多いのではないでしょうか。ですが服の数を少なくキープできる人は、洋服の状態を日ごろから細かくチェックしていたり、体型や今の気分に合わないし、もうあまり着ないかも、という服も把握しているため、時期がきたらきちんと手放すことができるそうです。
少ない数をキープしたクローゼットを保つには「ひとつ買ったらひとつ手放す」というのもよく耳にする方法ですよね。いまいちかも、と思う洋服をいつまでも持ち続けない潔さも、大事なポイントといえそうです。
クローゼットをすっきり保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。