ルール1:海外旅行保険には必ず加入しよう
海外旅行の場合、必ず海外旅行保険に加入しましょう。海外旅行保険とは海外旅行中に被ったケガや病気による死亡・後遺障害・治療費用のほか、賠償責任、携行品損害、救援者費用などを補償する保険です。日本と違い、渡航先では治療費やそれに関わる費用が高額になりがちです。日本損害保険協会のHPには都市別に盲腸(虫垂炎)手術入院の都市別総費用が掲載されています。例えばホノルルの場合、2日の入院に対し256万円と高額になるので注意が必要です。ルール2:クレジットカードの海外旅行保険を確認しよう
①補償内容の確認…クレジットカードには海外旅行保険が付帯されています。しかし、必ずしも補償が十分でないことがありますので、まずは付帯されている補償内容を確認しましょう。そして、不足している補償を確認し、必要な補償だけを選んで契約すれば、保険料を抑えることができます。②要件の確認…保険適用の要件には、持っているだけで自動的に付帯される「自動付帯」タイプと、出国までの公共交通機関の代金や旅行代金をクレジットカード払いで支払うことが条件で付帯される「利用付帯」タイプとがありますので確認します。
③名義人以外は別途加入…クレジットカードの名義人以外の海外旅行先でのケガや病気は対象外としている場合がありますので、別途加入が必要になります。
ルール3:クレジットカードは種類の違うものを数枚持っていく
必ずしも自分の持っているクレジットカードが対応しているとは限りませんので、VISA、MasterCard、JCB、AMEX、と種類の違うクレジットカードを2枚以上は持っていくと安心ですね。ルール4:ETCカードは持っていく
旅行先でレンタカーなどを使う場合は、必ずETCカードを持参しましょう。GWの高速道路は渋滞しますので、ETCレーンを通る為にも忘れないようにします。ルール5:予算を立てる
旅行費用の予算を立てましょう。旅行中くらいはケチケチせずにお金を使いたい!と思う反面、使い過ぎても困りますので、このくらいまでなら使っても良いという金額を知る為に予算を立てておきます。交通費や宿泊代、現地での食事代やお土産代、テーマパークでの費用など、予想できる支出を全て書き出します。日常生活とは違い、旅行先では融通が利かないこともある為、少し多目に予算を立てておくことがポイントです。必要な金額がわかれば、ツアー代金など前払いできるもの、食事代など現地払いが必要なもの、クレジットカードで払えるもの、現金払いのものに仕分けることができ、持っていくべき現金がいくらなのかわかりますね。
ルール6:前売券を探そう
テーマパークなどの前売券があれば積極的に使いましょう。そして忘れがちなのが、健康保険組合のレジャー施設の優待割引サービスです。早目の申請が必要になりますので、積極的に活用し、浮いたお金でもっと楽しい物事にお金を使っていきましょう。ルール7:新聞は止める
新聞を取っているご家庭なら、新聞を止める手続きをしておきましょう。ルール8:冷蔵庫の整理
数日間、家を空けるなら、生鮮品はできるだけ使い切り、冷凍できるものは冷凍し、冷蔵庫内をスッキリさせておきましょう。ルール9:オプショナルツアーは詰め過ぎない
急な体調不良等で予定していたオプショナルツアーに参加できなかった、ということは意外と起こります。特に小さな子どもがいるご家庭の場合、余裕を持たせたスケジュールにしておくほうが良いでしょう。ルール10:旅行先では貴重品や財布は金庫やセキュリティボックスを利用する
旅行先のホテルや旅館では、必ず金庫やセキュリティボックスを使いましょう。貴重品や荷物の管理は原則、宿泊客の責任において行われるものなので、金庫を利用せず盗難が起きても宿泊先に責任は問えません。なにより、楽しく旅行を過ごす為にも自分の貴重品はしっかり守るようにしましょう。執筆/二宮清子