柔らかい動きとツヤを出したいならワックス!付け方を解説します
髪がベタつくから、整髪料は何も付けないという人がいますが、これはオススメできません。髪がパサパサして見えますし、人によっては頭頂部がペタンと潰れてしまいます。ボサボサでまとまらなくなる方もいるのではないでしょうか。このような見た目では、印象的にも不潔、幼い、ガサツそうなどと見られがち。面倒くさいかもしれませんが、スタイリング剤を付ける習慣を作りましょう。ワックスは髪に動きを作り、自然なツヤをプラスすることができます。それによって、“何か付けている感”が出るので、身だしなみに気を使っている人なのだという印象を与えることが可能です。とはいっても、何も考えずにただワックスを付けるのではベタベタになって不快。ワックスを使いこなすにはちょっとだけコツがあります。難しくはないので、ワックスの使い方をぜひともマスターしましょう!
<目次>
ワックスの量
ワックスは、男性ならハードタイプがオススメ。使い勝手がいいので、いろいろなヘアスタイルに対応できます。まず、手のひらにワックスを乗せましょう。量は1円玉大ほど。それを手のひらに伸ばし、さらに指と指の間や指先にまで広げていきます。ワックスの白い色が透明になるまで行いましょう。ワックスの付け方手順「バック~サイド~トップ」
最初はバックから付けていきます。手のひらにはたくさんワックスがついており、多めに付けても問題ないところから始めましょう。それがバックというわけです。初心者だと、前髪から付けていきがちですが、ヘアをアップにするとき以外、最初に前髪に付けるのはNG。ここにたくさんついてしまうと割れやすくなり、不自然な前髪になってしまいます。ワックスを付ける際は、まずは髪を握りながらもみ込んでいきましょう。そうすると髪の内側にまでしっかりとつき、カールやニュアンスが作りやすくなります。このとき、頭皮につかないように気をつけてください。バックの次はサイド、その次はトップと、同じように付けていきます。もみ込んだあとはこんな感じになります。
ワックスを付けた後
次に、手のひらを左右に振って、髪の毛を散らすイメージでバサバサと動かします。そうすると、毛同士がくっついていき自然な毛束ができあがります。毛束は1束1束をつまんで作ると思っている人もいるかもしれませんが、それでは時間がかかってしまいます。こうやってアバウトに作って何ら問題ありません。手グシで根元を持ち上げボリュームアップ
今度はサイドのやや上部分に指を入れて、手グシをとおすように頭頂部に向かって髪を持ち上げます。これにはトップのボリュームを作成する効果があります。「もみ込む」+「バサバサ散らす」+「持ち上げる」を1セットとし、2~3回繰り返すことで、動きや束感のあるシルエットができあがっていきます。手に残った少量のワックスで前髪をセット
このタイミングではじめて前髪をセットします。上記のプロセスを行っていくうちに手のひらについていたワックスが髪の毛のほうへと移動し、1割程度しか残っていない状態になっています。このときに前髪を整えていくことで、ナチュラルに仕上がるわけです。セットする際は、毛先をつまんだり、上から下へと軽く手グシをとおしたりするだけで大丈夫。いじりすぎると毛束が集まりすぎて、やりすぎ感が出てしまうので注意しましょう。ランダムに毛束をつまみながら全体を整える
最後に、毛束をつまんでシルエットをきれいに整えます。このとき、サイドや前髪の根元を抑えていくことで、メリハリが生まれてバランスが良くなります。つまむのは毛束1本1本ごと細かくやる必要はなく、鏡で見たときに目についたところをランダムに行う程度で大丈夫です。ワックスづけはこれで完了となります。トップが立ち上がり、サイドと前髪はタイトに抑えたスタイルができあがり!全体的に自然な動きがあることでカジュアルな雰囲気が出て、「身だしなみに気を使っている男性」というイメージになっているのではないでしょうか。やりすぎ感がないので社会人にも対応可能です。ワックスを付けたのにうまくいかない人は、そもそも髪が伸びてまとまりが悪くなっている可能性大。美容師さんに相談してみましょう。
協力/ROVER
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