定番だけど実は難しい!? トレンチコートの選び方
似合うトレンチコートには押さえるべき選び方のポイントがあります。写真は今季のZARAのもの
名品と呼ばれるバーバリーのトレンチコートが20~30万円代なのに比べ、今はプチプラでも質の良いトレンチコートが多く出ています。でも物によっては安っぽく、または若作りに見えてしまう危険も……。
今回は大人の女性に似合うトレンチコートの選び方を7つをご紹介。これさえ押さえておけば絶対失敗しないので、ショッピングの際はぜひチェックしながら試着してみて下さいね!
1. 30・40代に似合う丈とシルエットの選び方、避けるべき条件
雰囲気のあるロング丈からカジュアルに使えるショート丈までバリエ豊富
シルエットで、これだけは避けてほしいというのはAラインのもの。可愛い系、フェミニン系のブランドから多く出ています。腰にギャザーが入っていたり、ボリュームのある華やかシルエットで可愛いのですが、似合うのは20代まで。大人が着ると腰回りが目立ちアンバランスなので、ストンと落ちるようなベーシックなデザインが一番です。
2. バックル付き?リボン結び?結び方でも印象が変わるベルト部分
こなれ感ならリボンタイプ、トラッドに着るならベルトタイプ
トレンチコートはあまり生地や柄で遊べないので、ここにデザイン性を持たせているものも多い印象。着たい雰囲気に合わせて選んで下さい。どんなベルトでも中央を少し外した場所で、ラフに小さく結ぶとこなれ感が出るので、アレンジで変化をつけてカバーできる場合もありますよ。
ただしバックルが付いているデザインの場合、プチプラだと安っぽい……という場合もあるので、ちょっとでもチープな雰囲気を感じたら大人にはNGです。
3. ここが着心地の分かれ目! 肩のフィット感をチェック
肩にフィットしていれば多少重さがあっても気にせず着られます
4. ロールアップできる柔らかさがあると着られる期間が長くなる
ロールアップできると秋初めや春先にも出番が増えてコスパも◎
5. 暖かさを左右するのはライナーの有無
着るシーンに合わせてライナー(裏地)の重要度も異なります
それなりのお値段のトレンチコートはライナー付きが多いですが、1万円以下ではライナーなしの場合も多いので、購入前にしっかり見ておきたいポイントです。
寒くなってもトレンチコートを一枚で着たい、という方はもう少し価格の高いキルティングなどのライナー付きがオススメですが、今は薄手のインナーダウンを活用する人も増えています。インナーダウン自体はプチプラで手に入り、いろんなアウターの下に着られるので、コスパの面ではこの方がお得な場合も。ご自分が着たいシーンに合わせて考えてみて下さいね。
6. ニットを下に着る場合を想定してアームホールをチェック
二の腕にゆとりを持たせてあるものは重ね着もしやすいです
7. ハリがあるコットン&ポリエステル混素材が普段使いしやすい
コットンが多めに配合されている生地が普段使いしやすい
トレンチコートはベージュ系が多く、ヒップ周りの座りジワが目立ちやすいので、帰宅後はすぐハンガーにかけ、ある程度形を整えるようにしましょう。簡単なひと手間がプチプラなトレンチコートをより長くキレイに着るコツにもつながりますので、ぜひ試してみて下さいね!
以上「大人向けプチプラトレンチコートの選び方 7つのコツ」でした!