黒髪、ブラウンは古い?市販のカラーリング商品も派手カラーが人気傾向

ここ最近増えているカラースタイル。しかも、ナチュラルな色味というよりは、シルバー、レッド、グリーンといった派手なカラーが人気です。それって「原宿周辺だけなんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、全国的にその傾向があるようです。その背景を追うと、次のようなことではないだろうかと、AKROS omotesando代表の杉田晃司さんは言います。

杉田:韓国のアーティストや原宿系モデルの人気もあるとは思いますが、インスタグラムの影響が強いと思っています。ほとんどの人が指で画面を上に送りながらインスタを流し見すると思うんですが、目が留まる写真というのは華やかなものなんですね。その華やかさの一つの要素が髪色で、髪色がキレイだと“いいね”がもらえるわけです。

滝沢:なるほど!「いいね」をもらうためなら、少しくらい目立つことをしないとだめだ、という今どきの若者らしい思考があるというわけですね。

杉田:しかも、美容室が業務用として使っているカラー剤やヘアマニキュアが、今、ネットで手軽に購入できるんです。ドラッグストアでブリーチ剤を買い、ネットで手に入れた派手な色味で髪を染めれば、自宅で発色鮮やかなカラーヘアに仕上げることが可能です。

ネット社会の発達が派手なカラーをする人の増加を後押ししているという見解は今という時代を現していることのように思います。それなら、自分も明るめなカラーを入れてみたいと思うところですが、問題は似合うか似合わないかです。そこで、今年7月に発売されたAKROSのムック本「ALL AKROSスタイル」の「髪のこと何でもQ&A」から、似合うカラーの法則を紹介したいと思います。
 
ALL AKROS スタイル

メンズヘアカタログ ALL AKROS スタイル 880円(+税)/コスミック出版

 

自分に似合うカラーはどれ?メンズ派手髪の極意は「相性のいい色選び」

肌の色や瞳の色は人によってさまざま。これらとの相性から、その人にとっての似合う髪色が判別できるのです。季節の言葉を使ってスプリング・サマー・オータム・ウィンターの4つに分けられています(あくまで目安ですので、必ずこの中のカラーにしないといけないというわけではありません)。詳しくは以下の通りです。

【スプリング】
肌の色がもともと黄色味がかっていて、日焼けをすると黒くなりやすい。瞳の色が茶色寄り。明るめのアッシュブラウン、イエロー、オレンジ系のカラーなどが似合います。

【サマー】
肌の色がもともと白く、日焼けをすると赤くなりやすい。瞳の色が茶色寄り。赤みのあるブラウン、ラベンダー、ミントアッシュ、ピンク系、レッド系のカラーなどが似合います。

【オータム】
肌の色がもともと黄色味がかっていて、日焼けをすると黒くなりやすい。瞳の色が黒または黒寄り。マット系、オレンジ系のブラウン、ベージュなどが似合います。

【ウィンター】
肌の色がもともと白く、日焼けをすると赤くなりやすい。瞳の色が黒はたは黒寄り。ダークブラウン、グレー系、ブルー系、アッシュ系などが似合います。

みなさんはどの季節に当てはまりましたか?この法則を駆使して、美容師はゲストに対して似合うカラーを提案していくのです。自分の似合うカラーが分かったところで、次は、実際にどんな色味がトレンドとなっているかを紹介します!
 

グレージュ:外国人風の透明感がオシャレ

グレージュスタイル

撮影/竹下アキコ


グレージュとは、グレーとベージュを合わせたような色味のことをいいます。クリア感があり、欧米人のような髪色に仕上がるのが特徴です。上記の記載でいうと、ベージュが似合うオータムタイプにオススメといえそうです。
 

アッシュ:一瞬、黒にも見えるがしっかり青みがかっている

アッシュスタイル

撮影/宮川 学


アッシュとは本来、青や青紫色を差す色味です。様々なカラーとミックスされやすく、「アッシュ系」と名のつくものがたくさんあります。そういうことがあって、本当は何色なんだろうと疑問を持つ人も多い色味でもあります。ウィンタータイプと相性が良さそうです。
 

レッド:とことん個性が出せるビビッドカラー

レッドスタイル

撮影/宮川 学


こんな髪色にする人なんているの?と思うかもしれませんが、実際にいるのが今の時代です。写真のこの色は髪の内部に浸透して染める、いわゆる一般的なカラー剤ではなく、髪の表面に色をかぶせるヘアマニキュアを使用しています。サマータイプと好相性です。

この3スタイルに共通しているのは、一度ブリーチをして髪を明るくしている点。そうすると、日本人の髪特有の赤みが抑えられ、透明感のある仕上がりになるのです。
 

カラーの鮮やかさを長持ちさせるための3つのポイント!

上記のような透明感のあるカラーとなると、気になるのが長持ち度合い。いつものような髪の扱いだと2週間ほどで退色してしまいます。注意点としては、
 
  1. シャンプーは1日に1回
  2. 35~36°のぬるま湯で洗髪
  3. 紫外線の多い海や塩素が含まれているプールには行かない

といったことを守ることが大切だと、杉田さんはいいます。そうすれば1カ月は長持ちするそうです。

いかがでしょうか?自分の顔に合ったカラーの選び方と最新トレンド。4パターンの法則を参考にして、自分に合った髪色をゲットしてください。また、人気のグレージュやレッドはビジネスマンにとってはハードルが高いものだとは思いますが、髪色で遊べる学生さんやフリーランスの方たちならチャレンジできそうな気がします。思い切って“やっちゃって”ください!

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