部屋着にならない！差がつく大人のパーカーコーデ

部屋着に見えないパーカーコーデの鉄則って？

平日にジャケットやスーツ、ヒールなど堅苦しい洋服を着続けて、やっと迎える休日。心も体ものんびりリラックスしたいし、締め付けるような服は着たくないという女性が多いのではないでしょうか？ ちょっとそこまで……の用事なら、楽な恰好のまま済ませたいですよね。

そんなとき、特にスウェット素材のパーカーは軽くて、肌触りも優しいのでつい袖を通したくなる気持ちもよく分かります。でも！アラサー以上の大人の女性は、「休日のファッション＝部屋着」に見られることだけは避けたい！ というわけで今回は、部屋着に見えない＆締め付けない服で作るオシャレなパーカーコーデについてお伝えします。
■何色を選ぶ？
カラーに関しては、王道のライトグレーも使えますが、オフホワイトやベージュ、写真のようなモーブ系など、優しいイメージの中間色はきれいめなコーデに合わせやすく、インナー、アウター共に使えます。ブラックやネイビーのような濃い色では、より引き締まった印象になるのでアウター向けと言えます。

しかし形自体がカジュアルなので、何色であってもパーカーはやはりパーカー。カジュアルな印象は否めません。ですから色選びよりも大事なのは「どう着るか」です。ジップを上げて着る場合は、全部上げてしまうと学生のように見えてしまうので、写真のように首元を少し開け、素肌感を残してＶネックのように着るのがコツ。

■サイズ感は？
全体としては、だぼっとしたサイズ感だとパジャマっぽく見えやすいので、コンパクトなシルエットが好ましいです。その際、ロールアップして手首を見せるのが着やせの鉄則。ブレスレットや腕時計など、リアルな部屋着としては付けない小物を加えると、簡単に脱・部屋着になるのも、おさえておきたい基本のポイントです。

■重ね着を楽しんで！
もちろん素材にもよりますが、パーカーは基本的には柔らかくて軽いものが多いのでレイヤード向き。アウターの下に重ねるのも人気のコーデです。Gジャンやライダース、ミリタリージャケットはもちろん、トレンチコートやジャケットなど大人っぽいイメージのアウターに合わせても、いつもと違った雰囲気が楽しめます。合わないアウターは無いほど万能なので、手持ちのアウターなら何でもOKな実用性も◎。

 

これ一つで一気に爽やかさUP！白ボトムス

SNSでも”ボーダー族”というタグが付くほどファンの多いボーダーＴ。休日につい着てしまう方も多い定番アイテムですが、これにパーカーを羽織ると、着心地は最高だけどカジュアル感満載に……。そんな時は手っ取り早く白ボトムスで部屋着感を払拭。一気に清潔感のあるカジュアルコーデに仕上がります。あれこれ考えず、パンツ、スカート問わずとにかく白を履けば良いというシンプルさも休日にうってつけ。

足元がヒールならなお良いですが、きれいめのフラットシューズを合わせても、リラックスした着心地はそのままに、カフェやショッピングにもぴったりな休日コーデの出来上がり。
 

揺れ感のあるボトムスできれいめ感とオシャレ感を同時に演出

この春夏はプリーツスカートやフレアスカート、トレンドのアシメントリースカートなど長め丈のスカートが人気です。こういった揺れ感のあるボトムスは、そのもの自体がフェミニンなので、コーデによってはエレガントすぎて老けて見えたりと、抜け感が必要なアイテム。そこに正反対のテイストであるスポーティーなパーカーは、そのエレガントさを適度にカジュアルダウンしてくれるので、テイストＭＩＸなオシャレを楽しめて相性抜群です。

また同じ白のインナーでも、Ｔシャツではなく上品なリブニットをセレクトしたところもルーズに見せないポイント。明るいカラーで揃えたら、間違っても部屋着？とは言われない春コーデに仕上がります。

ひとひねり有りのモノトーンなら無難コーデにならない

カジュアルな上に色がバラバラだと途端にチグハグ（＝オシャレな印象とは程遠く……）になってしまうので、間違いないのはモノトーンでまとめること。ただしシンプルなシャツ＆パンツなど、インナーがあまりにもベーシックだと、地味過ぎて「バイトの休憩中」のような雰囲気になりかねません。そのためモノトーンでもどこかにアクセントがあるようなアイテムでのコーデがオススメです。

簡単に取り入れられるのは素材を意識すること。透け感やとろみ素材、またはレースやニットなど、パジャマっぽくない素材を上下どちらかに加えると、それだけでオシャレ着の印象になります。

普段疲れがちな女性にとって、楽チンなパーカーは愛すべきアイテム。コツをおさえればオシャレ着としてもガンガン着回せます。参考にしてみて下さいね！