ハーレーもタイプが違えば楽しみ方も変わる

最新モデルラインナップだけでも34種類のモデルがあります。それらをタイプ別に見ていきましょう!

最新モデルラインナップだけでも34種類のモデルがあります。それらをタイプ別に見ていきましょう!

そのブランド力の高さから、ハーレーダビッドソンという名を知る人は日本でもかなりの数におよぶでしょう。しかし、そのなかに何十種類ものモデルがあり、用途に合わせてカテゴライズされていることまでは、既存のハーレーオーナー以外の方はほとんどご存知ないかと思います。“キング・オブ・モーターサイクル”を味わい尽くすために、自分の遊び方に合ったモデルを選ぶ目を持つことが大切になります。今回は用途に合わせたハーレー選びのポイントをご紹介していきましょう。

ツーリングの楽しみ方もバリエーションが

日帰りにキャンプ、ナイトランなどなど、ツーリングもさまざま。

日帰りにキャンプ、ナイトランなどなど、ツーリングもさまざま。

オートバイに乗る一番の楽しみと言えば、ツーリングでしょう。そのツーリングも、日帰りからキャンプ、お宿宿泊、ナイトランなど種類は多岐に渡ります。もちろん「このツーリングにはこのモデルじゃなきゃダメ」ということはありませんが、向き不向きで車両をカテゴライズしていきたいと思います。

【荷物はたくさん積みたい! 旅を楽しみたいならツーリングモデル】
FLHTCU エレクトラグライド ウルトラクラシック

FLHTCU エレクトラグライド ウルトラクラシック

北海道や九州など、ライダーのメッカとも言われる日本最高峰のツーリングエリアへ向かうとなれば、当然持ち出す荷物も多くなります。いわゆる積載能力が高いモデルが有利で、となればハーレーダビッドソンのなかの最高位に君臨するツーリングモデルが最適。パッセンジャー(後ろに乗る人)に快適性をもたらし、何泊だってできる荷物やお土産だって積めちゃいます。

タッチパネル式のモニター(オーディオ機能が主で、ナビ機能はなし)、パッセンジャーが快適に過ごせるダブルシート、ヘルメットがふたつも収納できるトップケースが標準装備のウルトラ。さらにケース上のキャリア上にも荷物を載せられるのです。

タッチパネル式のモニター(オーディオ機能が主で、ナビ機能はなし)、パッセンジャーが快適に過ごせるダブルシート、ヘルメットがふたつも収納できるトップケースが標準装備のウルトラ。さらにケース上のキャリア上にも荷物を載せられるのです。

そもそもツーリングモデルは、広大なアメリカ大陸を走破することを目的に生み出されたクルーザーモデルなので、どれだけの距離を走ろうとも快適に過ごせる機能が数多く備えられています。一方で、400kgにもおよぶ重量が一番のネックになっているのですが、たとえ立ちゴケしてしまったとしても、ディーラーで教えてもらう方法を覚えておけばひとりでも起こせちゃうので心配ご無用。逆にその大柄なボディから車のように渋滞につかまってしまうこともあるので、都心部を走るのは苦手なモデルですね。

【利便性よりも雰囲気を。ハーレーらしく旅を楽しみたい】
FLHRC ロードキング クラシック

FLHRC ロードキング クラシック

徹底的に利便性を追求したモデルをウルトラ系とするならば、FLHRC ロードキングやFLSTC ヘリテイジソフテイルクラシックなどは、旅にノスタルジックな味付けをしてくれる“ハーレーならでは”のモデル。1940~1950年代の古き良き時代のハーレーダビッドソンそのものと言っていいスタイリングは、今なお数多くのファンを呼び寄せています。左右のサドルバッグなら2~3泊分の荷物なら余裕で収納可能。「やっぱり雰囲気は大事だよね」という方には、この2モデルがオススメです。

[左]FLD スイッチバックundefined[右]XL1200T スーパーロー

[左]FLD スイッチバック [右]XL1200T スーパーロー

どのモデルでだってツーリングを楽しむことはできますが、日数や距離が長くなればなるほど、必要になってくるのが積載能力。上記モデルのほか、ダイナファミリーのFLD スイッチバック、スポーツスターファミリーのXL1200T スーパーローといったモデルが積載能力を持つモデルとなります。XL1200T スーパーローともなると、ツーリングモデル系に比べて取り回しやすい軽さが魅力となってきますので、実際にディーラーで試乗や取り回しを試してみられることをオススメします。

スポーツスターでだって、どこへでも走っていけます。ただ、好みにより近いモデルを選ぶ方が、その先の楽しみ方に幅ができるのです。

スポーツスターでだって、どこへでも走っていけます。ただ、好みにより近いモデルを選ぶ方が、その先の楽しみ方に幅ができるのです。

日帰りツーリングや街中を流すのであれば、積載能力はなくとも問題にはなりません。とすると、どんなモデルを選んだってOKということになります。ハーレーの場合、その大排気量っぷりがクローズアップされがちですが、アメリカと比べると日本の国土は大変小さいので、リッター超えのパワーがなくとも十分ツーリングが楽しめるのです。この国で1000km以上もハイウェイを走り続けるということはまずありませんから、旅先での取り回し等々を考えると、大体600~800ccの排気量があれば十分とも思います。

ただ、自分が一番楽しみたいシチュエーションにどんな雰囲気をもたらしたいかがモデル選びのポイントになりますし、ハーレーに乗るということはやせ我慢してでもカッコつけることと同義語でもあります。モデルごとの特性を知りつつ、「それでも自分はこれに乗りたい」という選び方がベストだと思います。

続いて、次ページではファッションとしてハーレーを楽しむ際の選び方をご紹介しましょう。