Ruby/Rubyの基礎知識

Rubyの条件分岐・制御構文の使い方

Rubyのif、unless、caseなど条件分岐構文の紹介と、いくつかのパターンの使い方を解説します。

橋本 拓也

執筆者:橋本 拓也

Rubyガイド

条件分岐・制御構文

今回の記事ではRubyの基本的な条件分岐と制御構文について解説し、Rubyのifやcaseが値を返す「式」であることについても触れます。

if、unless

Rubyの if はおおむね特別な知識を必要としない構文ではないかと思います。if 条件式のカッコやその後のthenは省略可能です

一点、「else if」でも「elseif」でもなく「elsif」である事に注意してください。他の言語も一緒に書いてると混乱しがちです。

また、unless は条件式が偽であれば実行される構文で、主としてコードの可読性を上げるためにifの代わりに使われます。

unless 使用ケースの目安として、経験上「◯◯でなければ実行」と頭のなかでシンプル読める場合にのみ使うべきであり、

  1. else 句が登場するとき
  2. 複数の条件が利用されるとき

には、unless を使わない方が無難ではないかと思います。

Rubyの真偽

ここでやや横道にそれ、Rubyにおける真偽値の扱いをおさらいしておきます。

falsenilのみが偽、それ以外は真」

です。0や空文字列も真なので注意してください。

次のページでは後置条件式、三項演算子を紹介します。

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