正規表現の使い方
正規表現で表したパターンが文字列に含まれるかどうかは、=~
演算子を使って判定します。
含まれる場合は、含まれる場所のインデックスが返り、含まれない場合はnilが返ります。Rubyは「falseとnil」のみが偽であり、それ以外は真値扱いなので、if文などの条件分岐に利用できます。
このとき、マッチした部分を参照するには$&
を使います。
マッチした部分を後から使うことを「後方参照」と呼びます。Rubyの後方参照は$&
だけではなく、正規表現の中で()
を使って部分に分けてやると、$1, $2, ...
という変数で参照できるようになります。
パターンの決まった文字列から情報を抽出したいときに便利です。
次のページでは、正規表現を使って文字列からパターンを抜き出したり、文字列自体を置換する方法を説明します。