Ruby/Rubyの基礎知識

Rubyの正規表現の基礎(2ページ目)

Rubyにおける正規表現の基本的な文法・使い方を紹介します

橋本 拓也

執筆者:橋本 拓也

Rubyガイド

正規表現の使い方

正規表現で表したパターンが文字列に含まれるかどうかは、=~演算子を使って判定します。

含まれる場合は、含まれる場所のインデックスが返り、含まれない場合はnilが返ります。Rubyは「falseとnil」のみが偽であり、それ以外は真値扱いなので、if文などの条件分岐に利用できます。

このとき、マッチした部分を参照するには$&を使います。

マッチした部分を後から使うことを「後方参照」と呼びます。Rubyの後方参照は$&だけではなく、正規表現の中で()を使って部分に分けてやると、$1, $2, ...という変数で参照できるようになります。

パターンの決まった文字列から情報を抽出したいときに便利です。

次のページでは、正規表現を使って文字列からパターンを抜き出したり、文字列自体を置換する方法を説明します。

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