輪織り/輪織りの基本

輪織りの用具(2ページ目)

輪織りとは、ダンボールや身近にあるものを織り機として使い、手作りできる織物です。ここでは輪織りに使う用具を紹介していますが、身近なもので代替できるものもあるのでチェックしてみてください。

執筆者:歌川 智子

輪織り用具の説明


・ おりりん(織り輪) 
専用に開発した樹脂素材のおりりん又は、ダンボール板などを切って作ります。上下に縦糸をかける切込みがあり、かけた糸が浮き上がるよう可動部分(フラップ)があります。

樹脂素材のおりりん(実用新案申請中)

樹脂素材のおりりん(実用新案申請中)



オリジナルのダンボール板で作ったおりりん(実用新案第3091459号取得)

オリジナルのダンボール板で作ったおりりん(実用新案第3091459号取得)



ダンボール版は「簡易両面織り機」として実用新案第3091459号取得
*新素材のおりりんでも実用新案申請中


・ 横板
おりりんに縦糸を張ったのち差込み、糸端の始末をするときに必要な余白部分を作るためのパーツです。袋仕立てにする場合には2cm幅、筒仕立てにする場合は5cm幅と使い分けます。

横板2cm幅と5cm幅。どちらも厚紙

横板2cm幅と5cm幅。どちらも厚紙



・ シャトル

専用に開発したシャトル又は、発泡トレイなどを切り抜いて作ります。横糸を巻きつけ織り込むときに使う道具です。

樹脂素材のシャトル

樹脂素材のシャトル



発泡トレイを切り抜いて作ったシャトル

発泡トレイを切り抜いて作ったシャトル




・ クシ

専用に開発したクシ又は、100円ショップなどで目の荒いクシを購入して使うことも可能です。


樹脂素材のクシ

樹脂素材のクシ



100円ショップで購入したクシ

100円ショップで購入したクシ



・ ステッチ針、ハサミ
織り終わった糸の始末などに使うため、針穴が大きいステッチ針と、糸きり用のハサミを使います。


針穴の大きいステッチ針と、糸きりハサミ

針穴の大きいステッチ針と、糸きりハサミ



ここで紹介した用具以外にも、身近にあるもので輪織りの道具を代用することは可能です。シャトルは発泡トレイの変わりに厚紙や木片で、クシが無ければプラスチックのフォークでと、ちょっとしたアイデアで気軽に輪織りを楽しんでください。



【輪織りの基本】
輪織りの用具
輪織りの素材
輪織りで作れる形


【関連情報】
・楽習フォーラム 「輪織りバック認定講座」



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