2011春夏NYコレクションに見る最旬トレンド！【後編】(2ページ目)

幻想的なエアリーマキシ丈

■rag & bone（ラグ＆ボーン）


大ヒットしたマキシ丈スカートやワンピースはぐっと薄くエアリーに変身。中でも、トランスペアレントな透け感ある素材のマキシ丈はヒットの予感。身体を動かすたびに裾が躍り、透けたレッグラインがほのかなセクシーを振りまき、視線を引き付ける。ランジェリー風のデザインや着丈の長いトップスなど、意外感あるアイテムでコーデに差を付けて。



■Jen Kao（ジェン カオ）


レッドカーペットやアラビアンナイトを思わせる優美なロング裾ラインを街着へエクスポート。手仕事ならではの細やかな刺繍やレースなどの気品あるマキシ丈をタウン着仕様に。ロングニットで合わせることで、下へ流れ落ちるようなラインを生み出し、新生ロング＆リーンなシルエットが完成。ジャケットと重ねて、裾のふんわり感を引き立てる技も押さえておきたい。



■DEREK LAM（デレク ラム）


リゾート気分をそのまま着込んだようなマキシ丈ワンピースも成熟を重ねている。腕以外はほとんど包み隠したフルレングスでも、トランスペアレント生地が軽やかさを持ち込んでくれる。全身で風をはらんだようなエアリー＆ボリューム感が重要に。エスニック風のプリントも透ける素材によって旅ゴコロをそそるジェットセッター風のラグジュアリームードを醸し出す。



■BENSONI（ベンソニ）


裾をさばく足取りすらも貴婦人ライクなマキシ丈スカート。ファッショニスタ御用達の異なる総柄のトップスとボトムスで合わる「柄 on 柄コーデ」は、マキシ丈へ波及した。民族衣装風なムードに透明感を寄り添わせた透け感のあるシャツとロングスカートのコーデがドラマティックな仕上がりに。細ベルトでウエストマークをしてピリッと感をプラス。


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