使い続けられる子供家具
子供家具と聞くと、ファンシーなデザインや、カラフルな椅子と机のセットなどを思い浮かべがち。ただ、最初は良くても、成長するにしたがって照れが出てきたりすることもあるでしょう。ある程度の年齢で買い換えができるなら、子供の好きなものを選ばせてあげたいけれど、高校生になったら、と考えるとどうでしょう?右:デスクFRAULEIN(W1100×D700×H730)14万7000円(オプションのデスクシェルフは1つタイプで+5万7750円、2つタイプが+8万4000円)。写真は2つタイプ。チェアMADCHEN(W398×D423×H780×SH495×AH640)5万400円
子供が自分で選んだデザインでも、成長してから好みが変わるのは当然のこと。それならば、家具のデザイン自体はシンプルにして、机の上に置く小物などでインテリアをつくっていく方が、子供のニーズにも対応しやすいですよね。それに、小物で調整するワザを子供のときから身につけておけば、暮らし上手に育つかもしれません。
TIME & STYLEのデスク「FRAULEIN」は、大人になっても使えるようにデザインされた家具(写真右)。デスク上のシェルフはオプションなので、フラットなまま使うことも可能。メープル素材は使い続けるうちに飴色に変化し、深みが出ます。デスクの脚がちょっとユニークなデザインですね。こういった形をきれいに作る技術を持った職人さんは、現在数少なくなっているそうです。
大人になって、もっと別の家具がいい、という日が来るかもしれないけど、そうなったらしめたモノ。リビングの端にデスクスペースを設けて、自分たちの書斎代わりに使ってしまいましょう。職人さんがしっかりと作り込んだ家具ですから、子供だけに使わせるなんて勿体ないくらいですよ。
ところで、子供の家具を考えるには3つのタイミングがあるってご存じですか? 詳しくは次のページで。