最低落札価格が設定されていることはどこでわかるの?
(ヤフオクの場合)商品一覧で「最低落札価格あり」と、書かれていたり
商品詳細で「設定された最低落札価格にはまだ達していません。」
と、記載されているものは最低落札価格が設定されています。
設定された最低落札価格にまだ達していません。 |
ただし、最低落札価格を設定していることはわかるのですが、最低落札価格をいくらに設定をしているか、ということは入札者にわかりません。
最低落札価格が設定されているものに入札をすると
最低落札価格が設定されている商品には、情報の下の[注意]欄に「設定された最低落札価格にまだ達していません」と表示されます。最低落札価格がいくらに設定されているかはわからないので、入札するときは、自分の出せる金額の範囲内で入札します。入札した金額が、最低落札価格に到達していない場合は下記のようなメッセージが表示されます。
今回の入札は記録され「詳細な入札履歴」に記載されますが |
このメッセージが出て場合は、入札額が最低落札価格を超えていないと言うことですから、落札できません。それ以上の金額で入札できる場合は、再入札額を入力して[再入力」ボタンをクリックします。
設定された最低落札価格にまだ達していません。 |
なぜ最低落札価格を設定するの?
100,000円で売りたいのならば、開始価格を100,000円にすればよいと思うのですが、開始価格を1円にして、最低落札価格を設定するにはいくつか理由があります。- 価格を安く見せかけたい
- 入札数を増やしたい
入札数ランキングなどで競っている場合は、開始価格を安くした方が有利なのですが、うっかりすると1円などで思わぬ低価格で落札されることもあります。必要以上には安い価格で落札されたくない、という場合には、最低落札価格を設定します。
また、最低落札価格を設定する理由の一つとしては、定価や相場をわかってもらう、ということがあります。
また、ストアの場合、入札金額を入力して[確認]のボタンをクリックをすると「このストアのニュースレターを申し込む」にチェックが入っている状態のフォームが開かれます。
このまま[利用規約とガイドラインに同意して、入札する]をクリックすると、ストアとしてはニュースレター(メールマガジン)を送ることのできる潜在顧客が増えるわけです。ストアとしては最低落札価格を設定するメリットはありそうです。
ニュースレターに申し込む。 |
最低落札価格はわかりにくいですし、面倒に思うことが多いので敬遠する人もいます。
「だったら最初から開始価格を「売りたい金額」にしておけばいいのに!」
「最低落札価格を設定しているものには断固入札しない!」と言い切るユーザーもいます。
「最低落札価格なし」
「最落なし」
などを記載して、逆に最低落札価格を設定しないことをセールスポイントにして、アクセス数、入札数増加を狙う場合もあります。
最低落札価格を利用する
Yahoo! オークション(ヤフオク)の場合、最低落札価格は「有料オプション」として用意されています。出品時に設定できますがオプション料金は105円(税込)です。最低落札価格はオークション開催期間中有効で、途中で変更したり、やめることはできません。どうしても最低落札価格をやめたいときは、オークションを早期終了させて、出品し直しましょう。(出品システム利用料がかかります)
最低落札価格を設定している商品と、設定してない商品。 |
ビッダーズでは、「落札下限価格」が最低落札価格となります。ビッダーズでも有料オプションなので設定には税込21円かかります。
Yahoo! オークションが最低落札価格の変更が一切できませんが、ビッダーズでは、下記の条件を満たしていれば、出品中でも変更が可能です。
- 出品時に「落札下限価格を設定」していること
- 入札締切時間の24時間前まで(落札下限価格による自動価格吊り上げの前まで)
- 設定した落札下限価格を上回る価格での入札がない
- 現在価格より高いこと
- 「即決価格」を設定した場合、新たに設定する落札下限価格が「即決価格」未満であること