12ハウスの支配星が第1ハウスにある人の心のサードスペース
心が本当に落ち着くのは
「活き活きとした生命力、あるいはその実感」
このような生命力を自分自身だけに、求めるのではなく、他者であれ、物であれその存在自体に活き活きとした生命力を宿している状態を好み、選ぶ傾向が強く、その条件を満たした相手や物とリアルにふれあうことにより、心の安らぎや満足感が得られる。
精神的特徴として、新しいもの、今運気が活気づいているものに同調したいという気持ちが先立ち、自分の現状に関してもとても、敏感になりやすい。
だから、「1等賞」とか「最先端」などの言葉は、内面的にも非常に特別な意味を持つ。
また、温故知新はどうしても苦手にならざるを得ないかもしれないが、度さえ超さなければ、関わるフィールドに革新的な創造の息吹をもたらすエッセンスに満ちた魂の根源とのコミュニケーションは得意分野であり、時代の1歩先を見据えたような感覚や行動に心の満足感をかきたてられる。
興味深いのは休息より行動、充電より発散など。。情熱を消化中である状態のほうが心が安らぐタイプであると言うところ。何もしない長期休暇より忙しくのりにのっている仕事に邁進しているときのほうが心は落ち着いている。
12ハウスの支配星が第2ハウスにある人の心のサードスペース
心が本当に落ち着くためには
「コレクター的要素を含むスペシャリスト」
これは、単に所有欲が旺盛であることが望ましい状態であると言うことではなく、心が持つテリトリーの拡大、あるいは多様化が心の安定を司ることを意味する。
そのテリトリーは、もちろん物質的なことの占有にも繋がらなくもない、しかし、それ以上に、各フィールドにおける精神的な占有・造詣の深さが根本になければ、物質的な占有はこの場合、意味を持たなくなってしまう。
心が何とどこまで深く、直接的にふれあうことができるか?
言い換えれば、その探求への挑戦がメインテーマなのである。
だから、「希少価値・希少性」という言葉は内面的にも非常に特別な意味を持つ。
精神的特徴として、希少性を選ぶ基準が自分自身の内的判断に大半を委ね、いわゆる世間一般論的な希少性以上に自己的確信に基づく内的判断を優先する。
また、このように、頑なまでの自己判断に基づいた選択は、周囲からは不思議がられることも少なくないが、流行を超越した選択眼はいずれ周囲の目が追いつけば、逆に先見の明があるスペシャリストとして、賞賛されることも少なくない。もちろん、本人はその賞賛などに興味はない。