80年代調やスポーティ。トップスやボトムの変化
■THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)
デザイナー 武内 昭(たけうち・あきら)
中西 妙佳(なかにし・たゆか)
THEATRE PRODUCTS | 2008-09秋冬東京コレクション |
80年代ファッションは早くも懐かしさを込めて消費され始めました。ポップな弾けるエイティーズ感覚の着こなしを、各デザイナーが現代風にアレンジしています。80年代アイテムの中でも復活めざましいアイテムは、首周りがピタッとした「タートルネック」!海外ビッグメゾンからも多く登場しているマストハヴ物です。ファーのブルゾンのような丸みのあるフォルムの服に、ボトムは膝丈のミディタイプで合わせる着こなしも参考になりそう。
■ato(アトウ)
デザイナー 松本 与(まつもと・あとう)
ato | 2008-09秋冬東京コレクション |
毛足の長いファーが秋冬のキラー素材になりそうです。とりわけ、見た瞬間、新しさを直感できるアイテムが、ファーをあしらったスリーブレス。ファーのベストのような袖なしタイプは、重ね着で遊べるのが楽しい。袖から何をのぞかせるか次第で、イメージがガラッと変わります。フォークロアな気分を出せる組み合わせも人気を呼びそう。腰回りが膨らんだズアーブパンツや、80年代アイテムのジョッパーズなどの新旧パンツもネクストトレンドに。
■io yukomura"Ta(イオユウコムラタ)
デザイナー 村田 有子(むらた・ゆうこ)
io yukomura "Ta | 2008-09秋冬東京コレクション |
チェック柄も押さえておきたい復活株。上から下まで全身チェック柄も秋冬トレンドではアリ。一方、チェック柄を崩して着るのもおしゃれ上手の手口。テーラードジャケットの袖部分がなくなってしまったようなロングベストは新顔として使いこなしたい。羽織るだけでオシャレに見えるし、バランス感も面白い。マスキュリン&スポーティ着こなしのスパイスとしても大いに役立ちそう。
次のページでは、この秋必須のさらに進化する「黒の着こなし」を見てみましょう!