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その彼の作品をまとめた『LOUIS COMFORT TIFFANY at Tiffany & Co.』(John Loring著)が今月出版された。それに合わせて、The Forbes Galleriesでは彼の作品の展覧会を開催、オープニングパーティには多くのゲストが集った。
それでは、この本の中からルイスの作品をいくつか紹介しよう。
■Dragonfly Brooch (1904)
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本の表紙にもなっているトンボのブローチ。ボディはブラックオパール、羽根の接続部分にはグリーンガーネットが使用されている。(Photo by Billy Cunnigham)
■Bronze cat from Tiffany Studios (1913)
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アフリカや中近東、アジアなどのカルチャーに影響を受けた彼らしい作品。エジプシャンスタイルのネックレスにはターコイズ、ラピスラズリなどを使用。(Photo by Billy Cunnigham)
■Favrile glass vinaigrette with a jeweled gold mount (1900)
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1900年のパリ万博に展示するためにデザイン。ファイヤーオパールにダイアモンド、ルビー、エメラルドなどをちりばめた。
次のページではジュエリーの他に、ルイスのステンドグラス作品、インテリアなども紹介。
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