日本の古都、京都を拠点とする
新たなライフスタイルプロジェクト「スフェラ」
京都の祇園という日本で最も古い街並みにおいて、古都の伝統や日本の美意識、そしてモノに対する感覚を大切にしながら現代と連結し、今日に息づく美意識を探求して、現代のライフスタイル全体を考えていきたいとの「想い」から始動したのが、京都を拠点に活動を行っている「Ricordi& Sfera」(リコルディ アンド スフェラ)による「スフェラ・プロジェクト」。
Sfera(スフェラ)とは、イタリア語で「大気、空気、雰囲気、天体」を表す言葉。スフェラ・プロジェクトに関わるすべてのスタッフによって発信されるささやかな事柄一つひとつが、大きな大気圏となって人々の生活を包み込み、現代生活をよりいきいきと楽しんで欲しいとの願いから、このネーミングとなりました。
このビルは、スウェーデンの気鋭3人組建築家クラーソン・コイヴィスト・ルーネ(CKR)によってデザインされたもの。スフェラ・プロジェクトはCKRが活動するスウェーデン本国でも話題となり、スウェーデンの日刊新聞の一面でも取りあげられるほど。また、CKRはデザイン大国としても有名なスウェーデンにて、毎年最優秀デザイナーに贈られるスウェーデン・デザイン優秀賞をここ10年の間、ほぼ受賞しているという実力派の建築家集団。
その後、2000年にワイン&フード・バーの「Enoteca Ricordi Sala V.I.P.」をオープン。食から広がるさまざまな生活シーンを巡る要素を提案したいとの想いは、今日テーブルから空間へ、さらには生活へと、そのフィールドを広げるに至ります。
早速、次のページにて、「Sfera Building」(スフェラ・ビル)の中にご案内しましょう。
【CONTENTS】
Page2:5層のセクションから構成されるビル■0F-1F
Page3:5層のセクションから構成されるビル■2F-3F
Page4:ミラノ・サローネで「伝える」
Page4:東京ミッドタウンで表現するモノ
Page5:スフェラの豊かな感性によって、選ばれたアイテムたち