「食べない=やせる」はウソ? ホント? 食事にまつわるダイエットの新常識!

提供:株式会社ティップネス

「とにかく食べなければ、やせる!」……ダイエットを決意したとき、多くの人が、そんなふうに考えがちです。確かに、体重を減らすのが目的なら、食事制限によって摂取カロリーを減らすことはとても合理的なように思えます。
ところが、ここで素朴な疑問が。食べなければ本当にやせるの? 「カラダに悪いのでは」「肌が荒れそう」などなど、無理な食事制限にはネガティブなイメージを抱いてしまいますが、その上に「必ずしもやせるとは限らない」としたら……。管理栄養士の小島美和子さんに、“食べないダイエット”の是非を伺いました!


“食べないダイエット”の何が悪い?
フルーツの“甘い罠”にもご注意を

「“食べないダイエット”を実行すれば、単純に体重を落とすことはできます。ただし、太りやすい体質になるため、必ずしもやせるとは限らないんです」

そう警鐘を鳴らすのは、管理栄養士であり、厚労省特定保健指導の育成プログラム開発や専門職研修などに携わる小島美和子さん。「食事制限はリバウンドしやすい」とよくいわれますが、それは一体なぜなのでしょうか?

小島さん「無理に食事制限をすると、人のカラダは、少ない摂取エネルギーに対応しようとして代謝がみるみる下がっていきます。食べないと疲れやすくなるのも、カラダが“省エネモード”の状態になっているから。代謝が下がることによって、少し食べただけですぐ太る体質になる上に、カラダを動かそうという意欲も薄れますから、結果的にリバウンドも早くなってしまうのです」

無理な食事制限は代謝の低下にも繋がると小島さん

体重は減らせても、太りやすい体質になってしまうのなら本末転倒! それでは、最近流行りの糖質ダイエットや炭水化物抜きダイエットなど、いわゆる“○○だけ食べる・○○だけ食べないダイエット”はどうなのでしょう?

小島さん「特定の食材だけ食べたり、または食べなかったりする方法も、なんらかの栄養素が欠落することになりますから、オススメできません。摂取する栄養素のバランスが悪くなると、やはり代謝が低下して、カラダがそれだけ“省エネモード”になっていくからです。また、ダイエット中だからと野菜やフルーツばかりをひたすら食べる方がいらっしゃいますが、それが逆効果になる場合も。例えば、夜にフルーツを食べると、血糖値が上がり、太りやすいんです」

夜にフルーツを食べると太ってしまうとは、ショック! ダイエットにおける食事を摂るタイミングについて、小島さんにさらに詳しく伺いましょう。


朝食を食べれば一週間でやせる!?
見直すべきは、食事の「タイミング」だった

ダイエットといえば、「何を食べるか・食べないか」という話になりがちですが、最も大切なのは「いつ食べるか」。適正な時間に食べることで、食事内容を制限しなくても、短期間で効果的にやせられるのだとか!

食べる「時間」に気を配ればダイエット効果は倍増!?

小島さん「肥満の野生動物がいないように、元来、人のカラダも、正しい食事を正しいタイミングで摂れば太らないようにできています。現代人が肥満になる最大の理由は、食事をするタイミング。例えば、朝にフルーツを食べると、素早く全身にエネルギーが行き渡るので、ダイエットや健康に効果を発揮します。ところが、夜に食べると、血糖値が上がり、特にお腹まわりの脂肪に変わりやすくなるのです。同じ食物であっても、食べるタイミングでカラダへの影響はまったく変わってきます」

食事のタイミングに気を配ることを、小島さんは「食事リズム」と称し、ダイエットや健康に欠かせないものだと考えています。「午前中に脂質を多く摂ると代謝が落ちやすい」「14時から15時までは甘いものを食べても脂肪になりづらい」なども、その例のうち。なるほど、食べる時間帯を見直せば、よりラクに、効率的にダイエットに取り組めそうです。

小島さん「最もトライしやすく、早く効果を実感できるのは、朝食をきちんと食べること。朝食を食べれば、体温がグッと上がるので、その1日の消費エネルギーも大幅にアップします。個人差はありますが、200~300kcal増えます。おススメは、ご飯と納豆など炭水化物とタンパク質の組み合わせ。朝食にきちんとご飯を食べるだけで、たった1週間で効果を感じられるかもしれません!」

パン食の人は、和食に置き換えてみてもいいかも


「食コンディショニング®」を取り入れて
カラダの土台からキレイ&健康になる

正しい食事リズムを実践するなら、朝と昼はしっかりと、夜はなるべく早い時間に食べるのが理想。それでも、「現実的には、なかなか難しい……」という方は、夜は脂質が少ない魚をメインにする、週に2日だけしっかり3食のリズムを整えるなど、自分のライフスタイルと相談しながら無理のない程度に取り組めばよいそうです。

小島さん「人のカラダは千差万別。同じものを食べても、人によってカラダへの影響は違うので、お同じカラダにはなりませんね。体調の良い状態を保てていれば『バランスの良い食事』が取れているということです。体調が変わったら、自分にとって『バランスの良い食事』も変わったと考えます。同じ人でも加齢によって体質が変わることで“バランスのよい食事”の定義も変化していくのです。こうした自分のカラダの変化やライフスタイルに応じて食事を調整していくのが、“食コンディショニング®(※)”の考え方。ダイエットに効果的といわれる食材やサプリメントについて検討する前に、それらの栄養素をしっかり利用するためにも、土台となる食事リズムを整えることから始めることが大切です」

我慢せずにダイエットを成功させるには?

小島さんが提唱する「食コンディショニング®」の考え方を取り入れているのが、フィットネスクラブ「ティップネス」。「何を食べるべきか」レベルの調整ではなく、土台となる食事リズムから見つめ直し、摂取した食事がきちんと栄養になるカラダづくりをサポートしています。

小島さんティップネスでは、食コンディショニング®の考え方をベースに、トレーナーが“食”と“運動”の両面から適切なアドバイスをしてくれます。いくら運動をしても、カラダのコンディションが万全でなければ、効果も半減。一人ひとりのライフスタイルを軸に、ベースであるカラダづくりに注力することは、効果的なダイエットや運動へのファーストステップだといえます」


ティップネスは「カラダのベースから整える」という発想でカラダづくりができる

「運動しても効果がない!」「食事を控えているのに、なかなかやせない……」
そんな方は、土台であるカラダづくりができていないのかもしれません。
運動やダイエットに励む前に、その効果を確実に得るためにも、カラダをベストコンディションにキープすることが大切です。フィットネスクラブ「ティップネス」では、“食事コンディショニング”を基盤とした食のアドバイスを行い、その人のライフスタイルに合ったトレーニングメニューで理想のカラダづくりをサポートしています。

小島さん「食事コンディショニングによる食生活改善の特長は、即効性があること。早い人なら数日でダイエット効果を実感し、カラダの変化を感じ取れます」

効果を実感すれば、今まで途中で投げ出しがちだったダイエットやフィットネスクラブ通いも続けられるかも! 夏が来る前にティップネスに足を運んで、理想のボディを手に入れてみませんか?

※「食コンディショニング®」は有限会社クオリティライフサービスの登録商標です