年間300冊以上の本を読むブックレビュアーがジャンル問わず話題の本を紹介します。

ガイドからの挨拶

私が持ち歩いている鞄は、とても重いです。なぜなら、常に2冊以上の本が入っているから。読む本がなくなるとイヤなので、今読みかけの本+1冊が必要なのです。本のどこがそんなに魅力的なのでしょう?面白い小説や漫画は、日常と違う場所につれて行ってくれる。実用書は、生活を豊かにする画期的なアイデアを教えてくれる。美しい写真集は見ているだけでうれしい。文庫本だったら、気軽に、どこへでも持って行くことができる。しかも、携帯電話やパソコンと異なり、充電もいらない。すごいメディアだと思います。ただ、1年間に発売される新刊はおよそ80,000点。本が好きな人でも、何を読むか迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。「話題の本」のサイトが、溢れ返る本の海から、読者の皆さんにとって大好きな本、驚きや発見のある本との出会いの場になったらいいなと思っています。

経歴・バックグラウンド

1973年、佐賀県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、8年間の書店勤務を経て、フリーに。現在、書評やインタビューを中心に活動中。執筆媒体は「読売新聞」「週刊金曜日」「週刊文春」「日経ウーマン」「DRESS」「小説新潮」「ジェイ・ノベル」「ドリームナビ」など。

1年間に読んだ小説の中でいちばん面白かった作品をツイートで投票するTwitter文学賞のスタッフでもあります。個人アカウントは @ishiichiko

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