プロ野球
プロ野球 関連コラム
プロ野球に関する最新コラムを、スポーツ新聞記者として日本プロ野球担当10年、メジャー取材のため渡米13年の実績を持つ瀬戸口仁氏が熱く、鋭く執筆します。
記事一覧
楽天・オコエがスターへの第一歩となるプロ初盗塁
ガイド記事瀬戸口 仁球団の高卒ルーキーでは初の開幕戦出場、そして……楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18歳)が“初もの尽くし”の開幕3連戦を終えた。プロ野球は3月25日、セ、パ両リーグで開幕したが、その中でとくに注目を集めたのが、楽天のオコエだった。12球団の高卒新人で唯一の開幕一軍。もちろん、球団としても史上初...続きを読む
滋賀学園・井川、サングラスで甲子園に出る理由
ガイド記事瀬戸口 仁ハンデを克服して甲子園で活躍する滋賀学園・井川翔二塁手メジャーリーグはもちろん、日本のプロ野球でもサングラスを使用する選手は多い。主な理由は太陽光による捕球の妨げを防ぐため。夏場が必需品になることは間違いないが、外野手にしてみれば、スタンドが白一色(服装が白色が多いため)に見えることにより、「ボール...続きを読む
楽天・オコエが開幕一軍を近づける初物尽くしの活躍
ガイド記事瀬戸口 仁初の対外試合で、スタンドを“オコエ劇場”に楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一=が2月14日、韓国ハンファとの練習試合(沖縄・金武町)に(8番・中堅)で出場。初対外試合で初安打、初打点、初盗塁を記録し、4対0の勝利に貢献した。やはり「持っている」男は違う。二回、先頭で打席に立つとス...続きを読む
日ハム・大谷がメジャー全球団に圧巻の投球を披露した
ガイド記事瀬戸口 仁最速157キロ、4者連続三振、圧巻の投球日本ハムの大谷翔平投手(21)が2月10日(日本時間11日)、圧巻の米国デビューを飾った。米アリゾナ州ピオリアのピオリアスポーツコンプレックスで行われた韓国ロッテとの練習試合で実戦初登板。メジャー全30球団、約70人のスカウトらが見守る中、最速157キロのスト...続きを読む
ロッテ・平沢と楽天・オコエのライバル関係に注目
ガイド記事瀬戸口 仁同じパ・リーグのドラフト1位同士、平沢VSオコエどの競技でもライバルという存在は重要である。野球の世界でも例外ではない。古くは、長嶋茂雄と王貞治、もしくは長嶋茂雄と村山実、王貞治と江夏豊。最近ではダルビッシュ有と田中将大とか、柳田悠岐と山田哲人など、野手対野手、野手対投手、投手対投手と形は違えど、切...続きを読む
広島・黒田が後輩・前田に贈ったメジャーでの成功方法
ガイド記事瀬戸口 仁チームの勝利を何よりも優先するメジャーの文化広島・黒田博樹投手(40)はロサンゼルスで走り込みや体幹の強化などの自主トレを行っているが、日本人メジャーリーガーの先輩として、ドジャース入りが決まった後輩の前田健太投手(27)に、「チームのために投げてほしい」とエールを送った。前田が新天地で背負う背番号...続きを読む
ソフト・工藤氏と巨人・斎藤氏が野球殿堂入り
ガイド記事瀬戸口 仁工藤公康氏、有資格1年目での殿堂入りは快挙野球殿堂入りを決める野球殿堂博物館の表彰委員会は1月18日、競技者表彰のプレーヤー表彰に西武、ダイエー、巨人などで通算224勝を挙げた工藤公康氏(52=ソフトバンク監督)と巨人のエースとして活躍した斎藤雅樹氏(50=巨人二軍監督)を選出した。工藤氏は候補者1...続きを読む
来季の高橋巨人は7人の外国人選手がカギを握る
ガイド記事瀬戸口 仁外国人選手の熾烈な一軍枠競争巨人は12月16日、ヤンキースから自由契約となっていたギャレット・ジョーンズ外野手(34)との契約が基本合意したと発表した。1年契約で年俸250万ドル(約3億500万円)。この年俸は近年の巨人では破格の数字だ。1995年に年俸3億4000万円で入団したシェーン・マック級の...続きを読む
男気・黒田、来季続投を決めた理由とは?
ガイド記事瀬戸口 仁自らを奮い立たせるものを模索していたが……広島・黒田博樹投手(40)から鈴木清明球団本部長に「来年もやります」と連絡が来たのは12月8日のことだった。今季、8年ぶりにメジャーから復帰して、40歳という年齢を全く感じさせない11勝(8敗)をマークした。防御率2.55と変わらぬ安定感も示し、低迷した古巣...続きを読む
来季は一軍にも負けない顔ぶれが揃った二軍監督に注目
ガイド記事瀬戸口 仁ミスタータイガース、平成の大エースなどのビッグネームが並ぶ巨人・高橋由伸、阪神・金本和憲、DeNAにアレックス・ラミレスが決まり、ヤクルト.真中、広島・緒方、中日・谷繁を含め、セ・リーグ6球団の監督すべてが40代と若返った。来季のもうひとつの特徴として、二軍監督に「ビッグネーム」が顔を揃えたことだろ...続きを読む