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PDA電話はあり?

PDAは、音声通話を主体とする携帯電話と比較されることがよくありますが、主体とするサービスの違いから、シェアなどの判断されることが多いように思えます。

庄司 恒雄

執筆者:庄司 恒雄

携帯電話・スマートフォンガイド

PDAが通信端末のコミュニケーターとして評価され、利用されるようになってだいぶ過ぎました。
通信を利用したサービスは、Webブラウズ、メール、ショートメッセージなど、整備が少しずつすすんでいます。通信速度も通信カード型PHSや、無線LANへの対応などで無線接続の高速化も進歩し、一見では利便性が大きく向上したようにも見えます。
そうした背景とは裏腹に、依然として変わらないPDAが置かれている状況が今もあります。
PDAは、音声通話を主体とする携帯電話と比較されることがよくありますが、主体とするサービスの違いから、シェアなどの判断されることが多いように思えます。
携帯電話は、音声通話主体であることの使用頻度の高さ、端末の安さ、小型軽量さなどから、生活に組み込まれている人々が多いいます。PDAは、パソコン近い高機能なサービスによる生活のオプションや業務の補助に想定されてりる場合が多く見受けられます。
これらは、携帯電話とPDAが異なるベクトルを有しているという見地から判断されている意見です。
もし、IP電話などのサービスがPDAにあったとして、それがAirH”などでも利用できたとします。そうなれば、通信速度、料金などからPDAが優位に立つのでしょうか?

IP電話などは、PDAなどの小型端末にとって、データ通信に音声通信のリアルタイム性を追加し、高額な海外や長距離通話などを意識せずに大きなサービス向上が期待できます。さらには、移動可能なPDAは携帯電話に劣らない機動性を提供できます。
こうした表層の優秀性は、非常に魅力的です。

しかしながら、ここには大きな課題が残されています。こうした高速な無線通信サービスを享受できるエリアが、携帯電話比べ狭いということです。

無線LANは言うに及ばず、カード型PHSにおいても、携帯電話と同等の受信エリアを確保はできていません。大都市圏を離れた際の、脆弱さはまだまだと言わざるを得ません。

法人や企業ベースであれば、都市圏中心、企業施設中心であるので音声通話可能なPDAの有益性は、コスト面からも非常に有益といえます。
しかし、コンシューマ市場における移動型音声通話機としてのPDAは、ホームフォンや都市圏のサービス、半業務使用が中心となりそうです。

とはいえ、音声通話をフルサポートされたPDAが登場した場合、私が携帯電話に依存する割合はかなり高いと言えます。
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