修善寺の名旅館 能舞台がある「あさば」
古くからの温泉地で古い木造の宿が温泉街を形成している修善寺温泉。その中でも屈指の格式と立派さを持っている「あさば」に訪問した。池を眺める各室の展望も良く、部屋ごとに違う内装やしつらえも上品である。また料理も上等で修善寺でも最上の宿に入るであろう。
1 修善寺温泉 あさば
1. 立派な門構えの宿
2. 能舞台を池の対岸に配した庭の造り
3. 湯は共同源泉ながら掛け流しで新鮮。
玄関前の立派な門構え |
雑誌の対談であさばに行った。修善寺温泉は大きな温泉地で老舗の名旅館もいくつかある。修善寺の前の、川の中に独鈷の湯という共同湯があったがいつも熱い湯であった。しかし最近は足湯になったそうで、やはり体が入れる浴槽のほうが良かった。
唐破風の玄関は堂々としている |
独鈷の湯の隣は国指定文化財の新井旅館である。木造3階の宿で太い柱の天平風呂が有名である。向かいの仲田屋は改修され新しくよみがえった。
池の対岸にある能舞台。 |
さてあさばは修善寺でも屈指の名旅館である。寺院のような門構えを入るとエントランスがあり、ロビーに入ると対岸は大きな池である。山の斜面が背景で緑が美しい。その池の対岸に能舞台と渡殿、控えの間がある。凝った造りではなく、シンプルな和風旅館である。
各室から池と能舞台を眺められる |
一泊4万円以上もするので以前、入浴をお願いしたが断られた。さて今回は平日で各室の造りも見学できた。
凝った造りの客室の一つ |
次は夜の露天風呂と樽風呂の内湯など