ホノルル/ホノルルのB級グルメ

ノースショア名物フリフリチキンをホノルルで食べよう

ハワイのローカルフード、フリフリチキン。といっても、どこにいても食べられる訳ではなく、ワイキキ周辺で食べられるのは、毎週土曜日のみ。屋台からのぼる白い煙と香ばしい匂いにつられて、ローカルたちも次々やってきます。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

土曜限定! ミーン・ダ・チキンのフリフリチキン

モクモクの煙が目印。美味しそうな匂いがワードエリアに漂っています

モクモクの煙が目印。美味しそうな匂いがワードエリアに漂っています

土曜の朝、ワード・センターズが並ぶアウアヒ通りにのぼる白い煙。そして、香ばしく美味しそうな匂い! そう、これは旅行者は滅多にお目にかかれないという、フリフリチキンの屋台なんです。

ローカルも大好きな、王道のローカルフード

フリフリチキンを求めてやってくるローカルたち

フリフリチキンを求めてやってくるローカルたち

フリフリチキン(HULIHULI CHICKEN)とは、ハワイのローカルフード。テリヤキ風のタレ、フリフリソースに漬け込んだ骨付きチキンを炭火の上で回転(「フリフリ」はハワイ語で回すという意味)させながら焼く、バーベキューチキンです。ノースショアの週末限定屋台が有名ですか、ほかに学校のクラブやお寺の運営費を集めるバザー等で見かける以外、ワイキキ周辺で遭遇することはありません。

実は、フリフリチキンという名称は、フリフリチキン用のソースを商品化したメーカーが商標登録してしまい、ほかでは使用できないのだそう。屋台によってバーベキューチキン、ブロイルドチキンなどと呼んでいます。

週1度の営業だから売り切れ必至!

網の上にぎっしり並べられた半身のチキン

網の上にぎっしり並べられた半身のチキン

そんなフリフリチキンをホノルルで週1度だけ買えるのが、ワード・ゲートウェイ・センターの駐車場に現れる屋台「ミーン・ダ・チキン」(旧スタンリーズ・バーベキュー・チキン)です。グリルの上ではたくさんのチキンが焼かれ、おじさんたちが時々網ごとグルリと裏返し。秘伝のタレで味付けしていきます。

この豪快なフリフリ作業と香ばしい匂いに誘われて、ロコたちが続々お買い上げ。毎週土曜日8時30分~17時の営業ですが、夕方前に売切れてしまうこともあるので早めに行くことをおススメします。

 

香ばしいジューシーチキンを召し上がれ

これがハーフサイズのチキン。人の顔と同じぐらいの大きさで、1つ4ドル!

これがハーフサイズのチキン。人の顔と同じぐらいの大きさで、1つ4ドル!

気になるお味はと言うと、ハワイ風の甘いバーベキュー味を想像しますが、これが意外にさっぱり味! 塩・コショウに、ほんのりしょう油の味が見え隠れと言った感じです。もちろんチキンは柔らかくジューシー。スモークの香りも食欲をそそります。料金は、ハーフサイズのチキンが4.50ドル。これに、おにぎり2個、キムチ(またはチップス)、ドリンクが付いたプレートランチが6.50ドルという驚きの安さ! 屋台付近にはイートインスペースがないので、向かいに建つワード・ウエアハウス1階のフードコート席を利用するといいですよ。

<DATA>
■MEAN DA CHICKEN(ミーン・ダ・チキン)
住所:1020 Auahi St.  ワード・ゲートウェイ・センター駐車場内
アクセス:ワイキキ・クヒオ通り山側バス停からザ・バス19・20・42番利用
営業時間:毎週土曜8:30~17:00
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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