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愛宕山・愛宕神社に行ってみる 火災に遭わない神様?!(2ページ目)

愛宕山頂の愛宕神社は、防火鎮火の神様。京都にはここの御札『火廼要慎(ひのようじん)』が貼ってある家庭も多く、「あたごさん」の名で親しまれています。私もダイエット&運動不足解消を兼ね、参拝してきました。

執筆者:梅津 真理

2.ついに山頂。そして愛宕神社へ参拝

●山頂でお弁当タイム。ただしゴミは持ちかえりましょう
山門をくぐり、もう少し登ると、石灯篭がずらりと立ち並ぶスペースへ。ついに山頂です。ベンチもある広場もあり、ちょうどお昼時とあって、多くの人々が手作り弁当を食べていました。もちろん私達も。運動後のご飯は美味しい♪

ちなみに登山口から頂上までの間に、売店は一切ありませんので、お弁当は持参の必要があります (ジュースの自販機のみ頂上にありました。高かったケド)。山のマナーを守り、ゴミなどは各自持ち帰りましょう。


●愛宕神社へ。本殿まで、クラぁ~っとするほど長―い石段が!
愛宕神社
▲本殿まで、長――い石段が!
弁当を食べて、ホッとした後。ついに愛宕神社参拝へ。

が、しかし。最後の最後、本殿へむかう長――い石段が、要塞のように私達の前に立ちはだかっています。

疲れきった体には、あまりにキツい。思わず、クラぁ~~っとめまいが……。

20代前半と思われる若い女性2人組が、ペチャクチャおしゃべりしながら軽快に石段を登っていく後に続き、ヨレヨレと登っていきました(苦笑)。

愛宕神社
▲素朴で小ぢんまりした愛宕神社
やっと、本殿に到着! 素朴で小ぢんまりした建物です。

中へ入り、お賽銭を入れ、鐘を鳴らし、参拝してきました。これだけ苦労して参拝したんだから、ものすごい御利益がありそう……と思うのは、私だけでしょうか。

中には社務所もあり、アノ有名な『火廼要慎(ひのようじん)』の御札を手に入れることもできます。

●そして無事下山!!
愛宕神社に参拝し、ホッとしたのも束の間。山に登った限りは、下山しないといけません(苦笑)。私達は、行きと同じルートを下りました。つま先が痛くなるわ、足がブルブル震えるわ……下りもキツい! ヘロヘロになっていたら、いかにも“山に登り慣れてます”風のオジサンに「足痛いんかぁ? もう少しやし。頑張れ!」と、追い抜きざまに励まされてしまいました。ハイ、頑張ります(苦笑)。

そして、ついに登山口に到着。無事下山することができました。

結局、私達は、行きが約2時間30分。帰りが約2時間。これは私のペースに合わせて登ったため、ややスローペースに当たります。

防火鎮火の神様として。また、部活のトレーニングや遠足など、何らかのイベントで登らなければならない山として。地元の人々に親しまれている「あたごさん」へ、登山&参拝してみてください。


■ 愛宕山・愛宕神社データ ■
住所:京都府京都市右京区嵯峨愛宕山頂鎮座
最寄:京都バス『清滝』停下車。その後、登山(片道1~3時間程度)の必要あり。
地図:
・愛宕山・愛宕神社の地図⇒Yahoo!地図情報
・最寄バス停『清滝』停の地図⇒Yahoo!地図情報
私が使ったルートです。『清滝』バス停下車後、清滝トンネルとは反対の方向に向かって進むと、すぐ道が2又に分かれるので、向かって左側の道を進む。川沿いを道なりに進むと橋が出てくるので、それを渡り、さらに道なりに。すると愛宕山表参道の登山口に到着。その後は、登山道に沿って愛宕神社まで。
愛宕山・愛宕神社の案内サイト:http://www.kyoto-kankou.or.jp/php/
p_manager.php3?cmd=H_GetFrame_Info&Sel_Code=743



<注意>記事内の情報は全て2004年10月27日時点のものです。それ以降変更される場合もあります。
<関連サイト>
まるで天然クーラー?!癒しの滝
└愛宕山の中腹にある空也滝のレポート。ただし、こちらは裏参道を通って行きました。
All About「アウトドア」
└山登りをはじめとする、アウトドア情報が満載のサイト。
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