* アサガオ *
- 学名 :Pharbitis nil (Ipomoea nil)
- 別名 :牽牛(けんご)、
種は牽牛子(けんごし)
- 原産地 :熱帯アメリカ、熱帯アジア
- 科名 :ヒルガオ科
- 属名 :アサガオ属(イポメア属)
- 性状 :蔓性一年草
- 開花期 :7月~10月
- 花言葉 :平静、愛の絆、
私はあなたに結びつく
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アサガオなんて簡単?
アサガオというと、小学校低学年の生活科(理科)の学習教材として定番ではないでしょうか。
アサガオの栽培セットが児童一人一人に配られ、そのツルが行灯仕立てに伸びていく様や花をつける様子を観察日記につけるのです。
私も子どもの頃、毎朝「今日は何個花を咲かせているかな?」と確認するのが楽しみだったものです。
そんな経験が刷り込まれているせいか、「アサガオって、種を蒔けば育つでしょ?」と思っている人が多いようですが、あにはからんや実はアサガオって奥の深い植物。
今にして思えば、あの栽培セットというものは小学生が失敗無く栽培できるようによく考えられたものだったんですね。
種は発芽生育の良い物が選ばれ、発芽促進処理が施されています。
土に混ぜる腐葉土と種を蒔くときの元肥、本葉が出てから与える追肥もセットされ、栽培方法にしたがって水やりさえ怠らなければ、まず失敗はしないというもの。
アサガオというのは確かに他の植物と比べれば栽培は容易と言えますが、種をただ庭先にバラ蒔いて水をやってハイお終いでは、「あれれ、いつまでたっても芽が出ない?!」ということになりかねませんよ。
あなたも小学生の頃の記憶だけで、「アサガオなんて簡単」と思っていませんか?
アサガオと江戸文化
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| 愛らしい桔梗咲きのアサガオ |
アサガオは夏の風物詩としてすっかりおなじみですが、実は日本で最も発達した園芸植物といわれているのです。
漢方薬として中国から入ったとされるアサガオは、江戸時代後期には突然変異により珍しい花色や花姿を作りだす「変化アサガオ」の栽培がブームになったのです。
といっても、現代のように優れた種を人為交配したりとかバイオの技術を駆使したりといったことではなく、当時は多くのアサガオを自然交雑して偶発的に起きる変異に頼っていました。
変異は獅子咲き、桔梗咲き、牡丹咲きなど花の咲き方や花弁のつき方が変わっているものだけでなく、柳葉や丸葉といった葉の形状、茎も通常のツルを巻くタイプでなく木立ちや枝垂れのものもあり、一見しただけではアサガオとは思えないものももたらしました。
こうした変化アサガオは好事家たちに珍重され、高値で取り引きされていたようです。
しかし突然変異のアサガオは不稔性(種ができない性質)であることも多く、惜しいことに「その花一代限り」で今はもう見ることがかなわないものも数多く存在したのです。
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