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四月の庭仕事

桜の開花に穀雨、そして「みどりの日」と、本格的なガーデニングシーズンに突入ですね。今回は、四月にしておきたい庭仕事などをまとめてみました。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

ソメイヨシノ
桜が咲くといよいよガーデニングシーズン本番!寒さに弱い植物は、ヤエザクラの開花を目安に植えつけましょう。

四月にしておきたい庭仕事

  • 四月の草花管理
  • 観葉植物の管理
  • 四月の庭木管理
  • 四月の芝生管理

    桜の開花に穀雨、そして「みどりの日」と、本格的なガーデニングシーズンに突入です。
    色とりどりの花木、草花の開花で、庭が一気に華やぐ季節ですね。
    その一方で強い春風が吹いたり、遅霜が降ったりと、不安定な気候による被害に遭いやすい季節でもあります。
    地元の気象情報には、一層の注意をはらいたいですね。

    それでは次項から、具体的な作業内容について見ていきましょう。
    なお、それぞれの項目に関して解説した「ガイド記事」、関連する「おすすめINDEX」へのリンクもありますので、そちらもご参照ください。
    ※作業内容は、一つの目安です。お住まいの地域の気候により、作業適期がずれる場合があります。

    ビオラ
    次々咲きつづける一年草には追肥をあげましょう

    四月の草花管理

    パンジー、ビオラなどは株が旺盛に広がり、たくさん花を咲かせる季節になります。
    長く楽しめるように、こまめに花がらを摘み取りましょう。
    花がらは先端部分だけ摘み取るのではなく、花茎を辿って生え際で摘み取ります。

    桜の開花を目安に、戸外での種まきも可能になります。
    花壇に直まきする場合は誤って掘り返したりしないように、種をまいた場所を囲うなど、必ず目印をつけておきましょう。

    ハーブや野菜苗なども、数多く出回る時期になります。
    家庭では同じ種類の物をたくさん植えるよりも、多品種のハーブや野菜を1~2株くらいずつ植えたほうが使い勝手があります。
    植えつけ場所はしっかりと耕して、堆肥をすきこんでフカフカの土を作っておくと、後の成長に格段の差が出ます。

    チューリップ
    花後の秋植え球根にはお礼肥えを。
    ムスカリやチューリップなど、秋植えで花の終わった球根植物は、花がらを摘み取ってお礼肥えを施します。
    花がらと一緒に茎葉も摘んでしまうと、光合成ができなくなります。
    球根を太らせるために、枯れるまで茎葉は残しておきます。
    春植え球根は、植えつけ適期です。

    暖かくなると、病害虫も発生しやすくなるので、防除に努めましょう。
    なによりも日々の観察が、一番の特効薬になります。
    病気の発生原因にもなる傷んだ葉や花がらはこまめに摘み取り、害虫は見つけしだい捕殺します。
    また、すぐに市販の薬剤に頼るのでなく、アブラムシには牛乳を吹き付けるといった、自然農薬も試してみましょう。

    * 関連ガイド記事 *
    【シリーズ・ハーブのある暮らし】
    【球根を植えよう!】
    【春植え球根を楽しもう!】

    * 関連おすすめINDEX *
    【植物栽培と季節の庭仕事】
    【病害虫】

    次ページは、観葉植物の管理、四月の庭木管理、四月の芝生管理についてお話します>>次ページへ
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