文章:中山 隆司(AllAboutJapan「冠婚葬祭」旧ガイド)
<日本に昔から伝わる習慣>普段の生活でもなじみが深いようで、いざとなるとどのようにつかったらいいのか悩むのが表書き、水引、のしの習慣。一般的にルールが複雑でややこしいと思われがちですが基本をおさえていれば、なるほどかんたん、と納得できることが多いのも事実です。
例えば水引の形。一度きりでよいことには結び切りをつかう。つまり繰り返してほしくない事に使います。結婚、弔事、病気お見舞いなど。蝶結びはその逆を考えればいいのです。何度あってもいい事。入学、出産などですね。ちょっとしたことですが、このことを覚えているだけで大きな失敗は防げます。
 | 結び切り |
|  | 蝶結び |
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 | 表書きの意味 |
昔の人は、人に物を贈る時に、紙を敷いた台に乗せて目録をつけることがしきたりでした。目録には、内容や数量、贈り主の名前などがかかれていました。現代の表書きは、その習慣が簡略化されて残ったものです。
品物は紙に包まれ、目録も省略されて、かわりに表書きで中身が何かを示すようになりました。本来の考え方からすれば、水引上部に品物の名前、下に数量、金額を書くのが正式とされています。
現在では、表書きに金額を書くことに抵抗があるため金額の変わりに姓名を書くことが一般化されています。正式な書き方を知った上で時代にあった書き方を知ることは大事な事です。