小動物/鳥類の飼い方

鳥好きなら必ず楽しめる「鳥の飼鳥大図鑑」(3ページ目)

ちょっとお高いのではありますが、鳥の好きな人や鳥について学びたいと思っている人だったらきっと楽しめ、勉強になる本を紹介したいと思います。美しい鳥の写真は見るだけで癒されるでしょう。

執筆者:村田 亜衣

麗しい鳥たちの写真に癒されます

鳥も、ほかの小さなペットと同じようになかなかポーズをとってくれる相手ではありません。それだけに、構図良く、鳥も綺麗でかつ、特徴を捉える写真を撮るというのは難しいものだと思います。「鳥の飼鳥大図鑑」には、鳥好きな人だけでなく、写真好きな人にも喜ばれるのではないかと思うぐらいに綺麗な写真がたくさん掲載されています。これらの写真を見るだけでも、立ち読みする価値はあると思います。

私のようにまだあまり鳥に詳しくない場合、図鑑は何度も見返すことになります。テレビや雑誌などで見かけた鳥について知りたいと思ったときに、その鳥の種名がわかっていればインターネットでも探すことはできますが、種名がわからないとインターネットで探すのは難しいです。

その点、図鑑は自分の記憶を頼りに探すことができます。ただし、鳥には似た色合いの種類も多くいますし、色変わりもありますので、それらを踏まえた上で探せる図鑑というのが欲しくなるものだと思います。色変わりも豊富に掲載している「鳥の飼鳥大図鑑」は、きっと記憶にしかない鳥を探すのにも役立つことでしょう。

ただし、冒頭で書きましたが、「鳥の飼鳥大図鑑」はフィンチ類の写真が豊富に載っている図鑑です。フィンチ類以外には、代表的なインコ類、カナリア類、ハト類、ウズラ類などが掲載されています。猛禽類は掲載されていませんので、もし探している鳥が猛禽類であるならば、見つけることはできません。

図鑑というのは何冊あっても楽しいものです。1冊ですべてを済まそうと思うのではなく、何冊か揃えて、必要に応じて読み分けるのがいいと思います。私自身、鳥や犬、ワニ、ウミウシなど調べ物でよく使う図鑑から個人的趣味を満足させるためだけの図鑑まで、何十冊も持っています。中には1年に1度見る程度の図鑑もあります。でも、好きな生き物の図鑑を持っているというその事実だけで、ちょっと嬉しくなれる魅力が図鑑にはあると思います。だからきっと、子供の頃っていろんな図鑑を持っていたのではないでしょうか。

美しい鳥の写真は、調べ物などなくても、ただ見るだけで癒されるものだと思います。自分のリフレッシュのために、「鳥の飼鳥大図鑑」を本棚に置いておくのもいいのではないかと思います。

書籍情報

書籍名:鳥の飼鳥大図鑑
価格:5,040円 (税込) AMAZON 購入ページ
ISBN:978-4903518213
解説:江角正紀
写真:立松光好

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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