十姉妹の飼い方(2ページ目)

白十姉妹は模様によりいろいろな呼び名があります。

一緒に暮らす上での注意点

セキセイインコや文鳥に比べると手乗りで売られている十姉妹というのはかなり少ないのですが、でもやっぱり十姉妹も手乗りに育てたいものです。セキセイインコで紹介しました手乗りに育てる方法を参考に、手乗りに挑戦してみてください。その際、挿し餌の与え方は、文鳥と同じように専用の器具などで与えます。

十姉妹は初心者に向いている、飼いやすい鳥です。臆病なところはありますが、温度管理などにはさほど神経質にならなくても健康を維持することができます。また、初心者でも巣引きができる可能性が高いので、楽しみながら飼える鳥だと思います。

十姉妹は、私が唯一、いっしょに暮らしたことのある鳥さんです。とは言っても、まだ私が小学生の頃、母が飼っていたので自分で世話をした記憶はありません。でも、廊下にケージがいくつか並んでいて、いつも仲良くしていた姿を覚えています。

十姉妹は巣引きが得意な鳥さんです。初心者でも相性のいいペアを飼っていれば、自然と巣引きし、ヒナが育つ姿を見ることができるでしょう。巣引きが成功し、ヒナが育ってくれば当然ながら鳥かごが多く必要になります。ペアで飼う場合には増えたあとのことも想定し、鳥かごを並べておける場所を考えておくといいと思います。

カラーが違うと十姉妹の印象も変わります。

十姉妹にはさまざまなカラーがあります。頭がつぶれたような梵天（ぼんてん）や巻き毛など、毛並みに特徴のある子もいます。見た目だけで選ぶ必要はありませんが、ペットショップにはいろいろな子がいるはずですので、よく観察し、気に入った子を選ぶようにしましょう。

最初に紹介したように、十姉妹には模様で呼び名がついています。気に入った子がどういう呼び名を持っているのか、ペットショップの人に聞いたり、本やインターネットで調べてみると楽しみが増すのではないかと思います。


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